トランプの「ロシアスキャンダル」は捏造

米連邦機関とヒラリーが共謀した反逆罪
日付: 2023年05月23日 10時06分

 米国がデフォルトに陥った場合、世界経済の混沌が懸念される。そういったなか、米連邦機関と米民主党が共謀した反逆犯罪が確認された。ジョン・ダーラム特別監察官は15日、「トランプ大統領とロシアの共謀」を3年以上捜査した300ページを超える最終報告書を発表した。米国の共和制が果たして機能するのか疑わざるを得ない衝撃的な内容だ。
就任直後のトランプ大統領を弾劾に追い込んだ、「ロシアスキャンダル」を糾明するため任命したのがダーラム特別検察官だ。ダーラムは、議会などへ送った報告書で、FBI(連邦捜査局)が2016年の夏、ドナルド・トランプ大統領選挙キャンプに対しクロスファイア・ハリケーン(Crossfire Hurricane)調査を開始したとき、FBIは確かな情報や証拠がなかったと確認した。
報告書によると、16年の大統領選挙の前後、民主党候補のヒラリー・クリントン側は、トランプ候補を落選させるため、お金でトランプがロシア当局に弱点を握られたという情報を操作、通信会社を通じてトランプキャンプサーバーをハッキングした。
トランプタワーにあった政権引き継ぎ委員会のサーバーをロシアのアルファ銀行のサーバーと繋げ、トランプ側とロシアが協力してヒラリー落選を目論んだように工作した。「米国政治史最悪のスキャンダル」だ。トランプのアパートや甚だしくは、就任後はホワイトハウスの大統領室までハッキングした途方もない反逆事件だ。
ヒラリーや民主党側は大統領に当選したトランプに対して「ロシアと共謀して当選したので弾劾すべし」とした結果、ミュラー特検を任命し調査することに成功した。結局「証拠不十分」で終わったこのスキャンダルの背後にヒラリーがいたことが明らかになった。FBIとCIA局長をはじめ、オバマ、バイデンなど民主党の権力の核心は皆この事件の真相を知っていた。
連邦政府機関が違法に大統領弾劾の反逆を図った。ヒラリー側は、「極右派の狂ったようなヒステリー的反応」などと犯罪を否定するが、トランプ大統領は、厳しく追及する。「ウォーターケート」より十倍も深刻な「ヒラリーゲート」と非難、「沈黙する主流メディアらも共犯」と指摘する。
「規範に立脚した国際秩序」を強調する米国が、国際社会の心配の種となっている。このようなバイデンがロシアに対する戦争を起こした。米国と自由主義陣営の大半の言論は尚、この事件を検閲、縮小報道している。


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