挑戦受ける西欧主導の国際秩序

軍拡時代に世界から注目される韓国製武器
日付: 2022年07月29日 10時33分

 NATOとロシアの対決が、世界秩序を変えている。ロシアがEUへのエネルギー供給を縮小するや、EUがイスラエル産ガスを長期契約で確保する。中東の石油のためイスラエルを遠ざけてきたヨーロッパが、半世紀ぶりにイスラエルに接近するようになったのだ。反西欧勢力は、これに対抗してBRICSの拡大を議論している。西欧秩序に拒否感を持つ国々が参加する可能性が大きい。中国が西側に対抗、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の外縁の拡大を推進、6月24日に開催したビデオ会議に、BRICS5カ国以外に13カ国が参加したことが分かった。北京の人民日報によると、中共がBRICS首脳会議(23日・映像)をきっかけに主催した「グローバル発展高位級対談会」にはBRICS 5カ国のほか、アルジェリア、アルゼンチン、エジプト、インドネシア、イラン、カザフスタン、セネガル、ウズベキスタン、カンボジア、エチオピア、フィジー、マレーシア、タイなど13カ国の首脳が参加した。東南アジアや南太平洋地域5カ国、アフリカ・中東5カ国、中央アジア2カ国、中南米のアルゼンチンなど、多様だった。サウジアラビアとイランが接触の動きもある。
モスクワで「新しい時代の強い理念」フォーラムを開いた。世界秩序を変えるという意志だ。プーチンロシア大統領は、バイデン米大統領がイスラエルとサウジを訪問した直後の19日(現地時刻)イランを訪問した。プーチン大統領が、ウクライナ事態の後、旧ソ連領土外の国を訪問したのは初めてだ。プーチン大統領は、飛行機でテヘランに到着した後、セイエド・エブラヒム・ライシー・イラン大統領と会談し、アヤトラ・セイエド・アリハメネイ最高指導者を表敬した。プーチン大統領はこの日、トルコのエルドアン大統領とも会って両国間の懸案を議論し、3カ国首脳会談も行った。イランはロシアに無人機を供給することに決定した。
西側の制裁に対抗してロシアイランインドを結ぶ輸送路である国際南北輸送回廊(International North―South Transport Corridor/INSTC)も本格稼働する。INSTCは、西欧の制裁でロシアが活路を模索する中、重要貿易パートナーであるインドやイランとの物流費用を画期的に減らせる代案として注目される。ロシア、インド、イランは2000年9月、INSTC構想と関連、3者協定を締結し02年、批准の手続きを終えても、議論が進展しなかったが、西側の制裁を受けるロシアとイランが経済協力関係を強化しながら議論が蘇り、今年のウクライナ戦争で3カ国間の利益が一致し、急進展している。
世界的な軍拡時代にウクライナ戦争は、韓国に大量の武器や装備輸出の道を開いた。特に、ウクライナやベラルーシと国境を接するポーランドは、軍兵力を12万から30万に拡大するが、これに必要な武器を韓国から緊急調達する。ポーランドの国防長官は27日、戦車980両、自走砲648門、軽攻撃機48機などを韓国から購入すると発表した。特に、韓国陸軍用として生産、備蓄中のK2戦車180両と155ミリK9自主砲48門は、年内に導入を始めるという。FA50軽攻撃機も、韓国空軍用を優先導入する。正確な導入価格はまだ発表していないが、ポーランドが韓国製武器を大量に緊急調達するのは、ポーランド軍に必要な性能の武器を欧州産より安く、早く手に入るからだ。ポーランドの韓国製武器導入は、年内に始まる緊急調達と韓国から技術支援を受けポーランド国内で調達するという2段階で推進される。K2戦車800両とK9自走砲600門はポーランドで生産される計画だ。


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