国会解散、尹錫悦大統領は真実の力を信じ国民革命を!

【社説】
日付: 2022年05月10日 11時32分

 国内の未来を予測し難い文明史的な転換期に、尹錫悦大統領政府が重大な課題を抱えて出帆した。尹大統領は、国務総理と国務委員も未定のまま任期を始める。尹大統領が直面している状況は、野党に下野した「共に民主党」による単純な政権牽制ではない。民主党とその支持者たちは、すでに尹錫悦大統領弾劾を云々している。
ところが、尹錫悦大統領の一連の人事から感じられるのは、彼が平和で正常な状況での大統領職遂行を想定しているのではないかということだ。そのため、従中・主思派全体主義集団が破壊した大韓民国を回生させようとする、自由市民には大きな覚悟が必要となる。尹大統領の周りには、国民統合や「協治」を主張する人々が多数だ。もし新政権が平和な状況での政権運営を想定しているなら、極めて危険な現実認識だ。尹大統領が直面する現実は、内戦と革命を覚悟すべきものだからだ。 
正常と非正常が和合できるという主張、「国民統合と協治」との主張は、本質的に観念論の産物に過ぎない。国民に、悪との妥協を意味する統合を強制するな! 統合は、自由民主主義と全体主義が和合できるという統一戦術であり、善と悪が和合でき、大韓民国が中共や朝鮮労働党ともひとつになれるという幻想を呼ぶ。
敵や積弊と戦う意志のない者たち、韓国社会を正常化し回生させる戦いを避けたい者らの主張だ。大韓民国を破壊してきた勢力の言葉と行動をそのまま冷静に見よ! 過去5年間、大韓民国は敵に占領された状態だった。
一言で言うと、彼らの歴史観、価値観は反大韓民国、反自由だった。主思派全体主義独裁の下、ジョージ・オーウェルが描いた「ニュースピーク」が日常化した。彼らは失敗や混沌や葛藤を、成功や和合と呼んだ。文在寅主思派全体主義勢力と一般国民の言語は全然違う。同じ言語を使用することを拒否した。外国語よりも疎通できない。彼らは「ニュースピーク」で国民洗脳を追求した。
主思派全体主義は個人の憲法上の基本権、私的所有権を抑圧、抹殺しようとした。公正かつ迅速な裁判を受ける国民の権利を否定、抑圧してきた。国軍の警戒態勢を崩し、国家安全保障装置を破壊した。平壌の指令に従って北韓へビラを送るのを処罰した。 
主思派政権は、共和制の基礎である選挙の整合性検証を拒否した。彼らは一度も不正詐欺選挙を否定しなかった。それにもかかわらず、選挙無効訴訟を2年以上サボタージュした。文在寅の指示で行われた蔚山市長不正選挙犯罪は、任期が終わるまで裁判が開かれていない。さらに、彼らの不正と不法を捜査することができないように、検察の捜査権を奪う法を作った。憲法が明記した検察の権限を、国会が剥奪する内乱を躊躇しなかった。
不正詐欺選挙で構成された国会は解散しなければならない。立法権が憲法を侵害、否定するのは明らかな内乱挑発だ。違憲立法の「検捜完剥」を強行した「共に民主党」は、違憲政党として解散せねばならない。 
尹錫悦大統領の国民革命の決断は、大韓民国はもちろん、東アジアの未来をも救う。尹錫悦大統領は、自由大韓民国の自由民主憲法を機能させなければならない。文在寅は退任辞でも、彼らが「ロウソク革命」をしたと強調した。彼らは選挙で執権したのではなく、革命で執権したという。そして、ロウソク革命の継続を求めている。偽の扇動のための最強の武器は真実だ。大法院が数え切れない証拠に基づき、一昨年の総選挙が詐欺不正選挙だったと判決すれば、不法国会の解散という無血革命ができる。
尹大統領は成功せねばならない。大統領の成功が国家の発展でもあるからだ。尹大統領は真実の力と自分を支持した自由市民たちを信じ、革命へ進め!


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