百年にわたり韓国人供養 江原道が宝塚市・満福堂を訪問

日付: 2022年01月19日 00時00分

住職(前列中央)を囲んで。左隣は姜本部長

 江原道日本本部の姜秉直本部長は11日、兵庫県宝塚市の満福寺(足立泰教・智教住職)を訪問、100年以上前に宝塚市の水道管敷設工事現場で起きた事故により亡くなった韓国人犠牲者を供養していることについて話を聞いた。彫刻家の玉野勢三、大黒澄枝、鄭世和の各氏と趙鏞蔵民団宝塚支部副団長、同婦人会役員らも同席した。
姜本部長は、江陵市長らの感謝の意を伝え、後日、謝意を見える形で実現したいと説明。足立住職は、「事故直後から地元の婦人会が供養し、60年前から現在の住職である私たちが供養するようになった。事故に遭った犠牲者の皆さんは祖国に帰れず、事故現場の近くであるこの地の山に葬られた。毎年8月15日に、人と人とのつながりを大切にする心で、地球人として供養している」と話した。満福寺では当初3人の犠牲者を供養していたが、後に福知山線鉄道改良工事で犠牲になった2人も合わせて追悼するようになったとのことだ
姜本部長は「異国の地で亡くなり、家族との連絡も取れなかった悲しい魂を慰めようと、100年以上も住職が5回も替わりながら祭祀を続けてきたことに感謝したい。このような善行に触れ、韓日は兄弟のような関係に、きっとなれると再確認した」と語った。
(大阪=韓登)


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