編集余話

日付: 2021年10月27日 00時00分

国連安全保障理事会は20日、北韓による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられる19日の発射実験への対応を協議した。北韓が弾道ミサイルや、その可能性があるものを発射したのが確認されるのは、今年に入り4回目だ▼北韓の弾道ミサイルは、安保理の対北制裁決議で禁じられている。米国のグリーンフィールド国連大使は、対北制裁について「より真剣に履行する必要がある」と批判。制裁破りの取り締まり強化を訴えた。安保理は一致した見解を示さなかったが、欧米の理事国は北韓を非難する声明を発表した▼文在寅政権が進める「終戦宣言」は非常に聞こえのいいフレーズだ。誰もが平和を望んでいる。文政権は、どんな状況でも何があっても北韓との対話を目指してきた。しかし、北韓を相手に対話によって平和がもたらされるだろうか。北韓の行動を見ればおのずと答えがわかる。北韓のミサイル発射回数は、朴槿惠政権時代よりも文政権の方がはるかに多いのだ。韓国の現政権は、北韓にとって「都合の良い政権」だったといえるだろう▼今回の安保理で一致した見解が示されなかったのは、安保理決議違反だと非難する米欧諸国と制裁緩和を呼びかける中国やロシアが対立したためだと見られる。北韓と中国、ロシアなど共産全体主義国家は、韓国で来年5月に発足する新政権についても、文政権のように「都合の良い政権」になることを望んでいるだろう。次期大統領選は、韓国が自由民主主義陣営に踏みとどまるか否かの選挙になる。


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