編集余話

日付: 2021年07月07日 00時00分

 コロナ禍で移動や人と人との交流を制限されたことで、改めて「人とのつながり」をより大切に感じた人も多いはずだ。現在、東京五輪を目前に控え、ワクチン接種が加速、マスク着用などコロナ対策を講じた上で、各所でイベントなども開催されるようになった。民団でも昨年は、予定されていた会議、イベント関係のほとんどが中止かオンラインで行われた▼6月2日から「在日韓国女性の方向性と役割セミナー」と題した、婦人会の全国大研修会がスタート、同30日まで、中北、近畿、関東、東北の順に、全国7ブロックで開催され盛況のうち終了した。参加した民団員は再会を喜び合い、各地域同士の情報交換が行われた▼開会式で劉代永婦人会中央会長は「組織は人と人が顔を合わせていくことが重要だ。防疫対策を講じ、皆さんを迎えた。実り多い有意義な時間になることを願っている」と挨拶。劉会長の言葉通り「人としてのつながり」「心の寄り添い」はオンライン交流だけでは限界があることは確かだ▼一方、6月30日には、全国地方団長・中央傘下団体長会議が大阪で開催された。第55回中央大会で、中央本部団長選挙に端を発した混乱について回答する場を設けた格好だ▼問題がここまで長期化した要因は、顔を合わせての話し合いができなかったことも挙げられるだろう。しかし、婦人会研修とは対照的に参加者は想定より少なく、せっかくの機会をいかすことができなかった。民団中央執行部は組織のかじ取りの仕方を真剣に考えるべきだ。


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