韓日ワクチン接種 遅い対応

手配の遅れ(韓)、認証のもたつき(日)
日付: 2021年01月14日 00時00分

 世界でコロナワクチンの開発が進み、米国や中国、英国などが昨年12月から、今年になって独、仏、カナダ、イスラエルなどがワクチン接種を開始した。韓国、日本での対応はどのようになっているのか。
洪楠基韓国副首相兼企画財政相は6日、「2月から医療関係者・高齢者を優先に接種を始めるよう準備する」とした。まず初めに医療体制を維持するため医師や看護師などの医療現場のスタッフ、その後の優先順位は高齢者をはじめ、教育現場の職員、消防官、軍人などを検討中とのことだ。韓国政府が各国の製薬会社との契約交渉を本格的に開始したのは、昨年11月末だった。そのため、ワクチンの手配の遅れが強く批判されてきた。丁世均首相は「防疫で一定の効果が出ていたのでワクチンに頼る考えがなかった」と釈明したが、意図的な側面も指摘されている。
一方、日本は欧米の複数の製薬企業から5億4000万回分以上のワクチンを確保した。しかし、実際に投与を開始するには日本国内で臨床試験を行う必要があり、完了まで数カ月を要する。当初2月末から接種開始と言われていたが、認証時期は早くて5月との声も聞かれている。このような事態の背景には日本の医療行政の閉鎖性や、国家安全保障としての健康危機意識の欠如といった様々な問題点が指摘されている。


閉じる