親中グローバリストとの戦いが本格化

日付: 2020年11月05日 00時00分

 世界中の関心が米国大統領選挙に集中した。トランプ大統領が敗北すれば、国際社会はまたも中東のオイル権力に支配されることになるだろう。ところで世界で最も古い自由民主連邦共和国である米国の今回の選挙は、選挙というより内戦だ。もっとも米国はトランプ大統領当選以来、内戦中だ。
トランプ大統領は腐敗政治集団の巣窟であるワシントンの政治を根本的に刷新すると公言してきた。このトランプ大統領を支持する堅実な米国国民と、トランプを拒否する腐敗既得権層との連合勢力が激突している。
今回の選挙を通じ、米国の内戦はイデオロギーを超えた文明の戦いであることが明確になった。トランプを支持する米国国民と、トランプに反対する傲慢な腐敗既得権集団とグローバリストとの闘争は、互いに後退・共存できない対決だ。
中共ウイルスパンデミックのため、今回の米大統領選挙戦は前例のない様相で展開された。民主党はパンデミックを理由に郵便投票の全面実施を要求し、選挙遊説を放棄した。極左勢力が主導権を掌握した民主党は、伝統的な中道支持勢力が離脱するや、暴力的勢力と連帯し、依存するようになった。民主党指導部は、郵便投票を悪用する不正選挙を画策し、選挙結果への不服を公然と公言している。
トランプ支持者と反トランプ勢力の差は、特に中国共産党(中共)とどう対するかで克明に分かれる。民主党とバイデン、グローバリストは中共と協力せねばならないと主張してきた。バイデンと民主党はパンデミックを起こした中共を非難せず、トランプだけを攻撃する。今回の中共ウイルスパンデミック事態による対応は、主に州政府の権限と責任だ。民主党所属の州知事たちは、彼らの権限を利用して郵便投票を拡大し連邦政府に抵抗、サボタージュしている。それにもかかわらず、民主党はすべての責任をトランプ大統領に転嫁している。
選挙戦の終盤に暴露されたバイデン一家の腐敗は、公開された証拠だけでも犯罪を越えた国家反逆だ。しかし、バイデンと民主党は候補辞退どころか、解明もしない。バイデンの吐き気を催す鉄面皮は、世界中の腐敗した独裁者たちとまったく同じだ。この状況を見れば民主党の堕落に失望した人々が次々と民主党離脱宣言を行っている訳がわかる。
反トランプ、つまり腐敗グローバリスト陣営の先鋒は、いわゆる主流メディアだ。彼らは4年前と同じく、無条件にトランプを攻撃する。世界を支配してきたこの「主流メディア」は、バイデンの大統領候補としての決定的な欠陥について、全く取材も報道もしなかった。真実を報道しないメディアは、もはや言論と言えない。彼らは利害共同体のグローバリストの宣伝扇動・洗脳の道具にすぎない。今回の選挙を通じ、今後の世論をリードするのが従来の巨大メディアなのか、ニューメディアなのかの決着がつく。
今回の投票者は、史上最多となりそうだ。米国の投票制度は複雑なのに、1億近い有権者が事前投票をしたという。
郵便投票の結果がすべて明らかになるには時間がかかる。選挙結果が出ても戦いは続く。米国の政治内戦が米中戦争と並行する文明の戦争だからだ。米国の大都市では、選挙結果を不服とする暴動に備えて、自らを護る措置が取られている。
トランプ大統領のリーダーシップが米国民を変えている。トランプの勝利は、米国社会の回復を願う堅実な多数の米国国民の勝利だ。腐敗グローバリスト勢力と共同体となった民主党の運命はどうなるだろうか。そして米民主党の影響を受け、同じ路線を歩んできた世界中の政党はどうなるだろうか。
腐敗した現代文明を利用して、富と権力を独占してきたグローバリストとの戦争は、本格化したばかりだ。米国の内戦でトランプの敵である親中勢力は、自由大韓民国の敵でもある。


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