速報 統計ニュース

日付: 2020年09月16日 00時00分

経済成長率見通し下方修正
「フィッチ」0.2%減


格付け会社フィッチは8日、「8月の世界経済展望報告書」を発表した。
同報告書で、韓国に対して「最近、新規感染者の増加にもかかわらず防疫が成功した」として「そのため、厳格な経済活動の制限が必要なかった」と評価した。
韓国では武漢コロナウイルスの再拡大による経済への影響が懸念されているが、今年の経済成長率見通しをマイナス0・9%からマイナス1・1%、0・2%の下方修正にとどめた。
フィッチは「民間消費は社会的距離の確保方針の強化などで7~9月期末まで大きく鈍化するだろう」としたうえで、「景気回復が下半期も続くだろう」と分析した。
フィッチは、第2四半期の韓国国内総生産(GDP)が前四半期より3・2%減少したことについては、コロナウイルスの感染拡大により世界各国の経済状況が悪化、輸出先国の景気不振にともない需要が減少したためと分析。韓国内の問題ではなく、韓国外の問題との見方を示している。

7月国際収支、74.5億ドルの黒字
9カ月ぶりの高水準


韓国銀行は4日、7月の国際収支(速報値)を発表した。
それによると、7月の経常収支は74億5000万ドルの黒字だった。
武漢コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経済は停滞しているが、黒字幅は2019年10月の78億3000万ドル以来、9カ月ぶりの高水準となった。輸入や韓国人の海外旅行などが減り、支出が大きく減少したことが要因の不況型黒字と見られている。
7月の商品収支(貿易収支に相当)の黒字は69億7000万ドルで、前年同月から7億9000万ドル増加。輸出額は432億ドル(前年同月比10・8%減)、輸入額が362億3000万ドル(前年同月比14・2%減)と、輸出額の減少率が輸入額より小さかったことから黒字幅が拡大した。
サービス収支は11億1000万ドルの赤字ながら、前年同月に比べると赤字幅が4億4000万ドル縮小した。旅行収支の赤字が3億7000万ドルと、前年同月比で7億6000万ドル改善したことが大きい。

船舶受注量、2カ月連続1位
全体の73%を受注


クラークソン・リサーチは8日、8月の世界船舶に関する資料を発表した。
それによると、主力船種の液化天然ガス(LNG)運搬船や超大型エタン運搬船(VLEC)の発注再開が追い風となり、韓国が2カ月連続で受注量世界1位を記録した。8月に世界で発注された船舶は86万CGT・36隻で、韓国の造船所が73%に当たる63万CGT・23隻を受注。2位の中国(21万CGT・12隻)は全体の24%の受注にとどまった。
今年1~8月の世界の船舶受注量は累計812万CGTで、前年同期比54%減。コロナウイルスの感染拡大などによる不況から、世界の船舶発注量が前年の半分以下に落ち込んでいる。

家系向け融資が過去最大
信用貸出が1カ月で5.7兆ウォン


韓国銀行(韓銀)は9日、「2020年8月の金融市場動向」を発表した。
それによると、8月末基準で銀行の家計向け貸出残額は948兆2000億ウォンで過去最大を更新した。1カ月間の増加額も11兆7000億ウォンで月別増加規模で過去最大となった。
8月の家計向け貸出が増加した要因は、信用貸出の需要が拡大したこと。1カ月の間に5兆7000億ウォン貸し出された。これも過去最大となった。
韓銀では、「住宅投資需要が高まり、足りない住宅資金を信用貸出で埋めようとする動きが見られた」とした。さらに「新規公開株購入ブームなどから株式投資をする個人投資家が増え、その資金を信用貸し出しで補った」と指摘した。
一方、住宅担保貸出は7月に比べ2兆1000億ウォン増。企業向け貸出は5兆9000億ウォン増。大企業向けの貸出は前月に比べ1000億ウォンほど減少したが、中小企業は6兆1000億ウォンも増加した。6兆1000億ウォンのうち2兆7000億ウォンは個人事業者向けの貸出だった。


閉じる