臨時雇用31.8万人減少

統計庁「8月の雇用動向」
日付: 2020年09月16日 00時00分

 統計庁は9日、「8月の雇用動向」を発表した。
それによると、先月の就業者数は2708万5000人で、前年同月に比べて27万4000人減少した。
雇用の減少は半年にわたって続いており、金融危機に見舞われた2009年1~8月以降で最長となっている。
懸念されるのは、臨時雇用の大幅な減少。武漢コロナウイルス感染拡大の影響を受け、自営業者や中小企業などの収入が著しく落ち込んでいるが、今回の統計により社会的弱者である臨時・日雇い労働者への影響が大きいことが明らかになった。
統計によると、臨時労働者は31万8000人減少した。日雇い労働者も7万8000人減った。社員を抱える自営業者は17万2000人減ったのに対し、従業員のいない自営業者は6万6000人増えた。つまり、自営業者は雇用を控えたということだ。
業種別に見ると、サービス業の雇用減少が目立つ。21万5000件減で、6カ月連続の減少となった。特に零細自営業者が多い卸小売・宿泊飲食業で雇用減少が目立った。年齢別では60歳以上を除いたすべての年齢層で就業者が減少。高齢者に対しては、昨年から継続して財政を投入、公的雇用を創出している。
一方、先月の失業者は前年同月比6000人増の86万4000人。失業率は3・1%で同0・1ポイント上がった。体感失業率は3・1ポイント上昇の24・9%に達した。


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