米中戦争 要衝の韓半島争奪戦

「親中・文在寅政権」対「親米・保守右派」の激突
日付: 2020年08月26日 00時00分

文明の流れはすでに反中

 米中戦争が急進展し孤立深まる中共が、持久戦のため陣営補強に乗り出した。中共はまず、米国の同盟国の中で最も弱い部分の攻略を開始した。米国の同盟国の輪の中で最も弱く、かつ戦略要衝でもある親中傀儡政権の文在寅をターゲットにした。任期内に、韓米連合軍司令部の解体を目標とする文在寅は、この夏の人事を通じて、外交安保分野をさらに親中・反米的な人物で充てた。国情院長の朴智元、統一部長官の李仁栄、外交部第1次官の崔鍾建などを登用した。李仁栄は、就任直後から北韓と物物交換を推進する意欲を明らかにし、ハリー・ハリス在韓大使には韓米ワーキンググループの再編成を要求した。このすき間を突いて中共党の政治局員の楊潔篪が韓国を非公式訪問、徐薫国家安全保障室長と会った。

 米中戦争は、第二次世界大戦と6・25韓国戦争を通じて形成された東アジアの歴史的な国際秩序を根本的に変える戦争だ。文在寅政権は、米・中間でどちらを選択するかを先送りにしているが、実質的に中共側に傾いている。
文政権が米国と最終的な決別を宣言するためには、米国の牽制(抑制)措置はもちろん、社会主義全体主義独裁への体制変革を拒否する韓国民の抵抗(闘争)を克服しなければならない。さらに、文政権に予期しなかった決定的な障害が発生した。南北連邦制の対象で、反米・反日共助のパートナーだった平壌の金正恩体制が、極度の経済難と混乱の中で体制の耐久力が尽きるや、文政権への期待を諦めただけでなく、敵対的な態度をとり、米国との談判に走ったのだ。つまり文政権は、去る3年間の平和ショーをこれ以上国内外に向けて演出することができなくなった。
文在寅集団は武漢ウイルス事態を悪用し、今年4月に不正選挙で国会を掌握するや、社会主義・全体主義体制への移行のため、立法権、行政力、警察、司法権を動員して、絶対多数の国民を統制した。そして、彼らに抵抗する核心勢力に対しては、ついに暴力まで使用する気配が見え始めている。
韓半島問題を米中戦争の一部として捉えている米国は、トランプ大統領が再選を目指す選挙の前は、なるべく韓半島状況の劇的な変動を望んでいない。自由民主体制の不可避な側面だ。したがって、韓国の保守右派は親中傀儡の文在寅政権の暴走を牽制するために最善を尽くさなければならない。米中戦争の展開を予測してきた韓国の保守右派陣営には、すでに昨年の8月から韓国と台湾の国交回復要求活動を開始したグループ(邊熙宰代表)が24日、ソウルで第2回台湾との国交回復要求イベントを開催した。
現在、文政権打倒運動は、同政権が中共と共謀し行った4月の不正選挙に対する究明運動を中心に、国民抵抗が行われている。野党も関心を持たない状況のなかで、自由民主制度を破壊し、中共のデジタル侵略を呼んだ反逆行為に対する「正教会」などの知識人たちと若年層の抵抗は、文政権の反文明的な行動を国際社会に知らせていく活動を拡大している。
25日、ソウルハイアットホテルでは、韓国の自由保守陣営の中核メンバーと米国トランプ陣営の中核メンバーが4・15選挙不正疑惑について、映像を通じて韓米共同会議を開催することになった。
米国でも大統領選挙に中共などの外国が介入しようとする状況で、不正投票の温床となり得る郵便投票の拡大などが問題として浮上してきており、そのため米中戦争の次元でも非常な関心を集めるようになった。
このような中で、中共党の外交担当の政治局員の楊潔篪が21~22日に釜山を訪問し、徐薫国家安全保障室長と5時間50分にわたり会談を行った。徐薫楊潔篪接触の結果については、中共ウイルス事態が落ち着いた後、習近平が訪韓するということだけが発表されたが、中共側が文政権に米中戦争で自分の側に立つよう要求したとみられる。楊潔篪は、去る6月にもハワイでポンペイオ国務長官と会い、米国の全面攻撃を回避するために時間稼ぎをしようとしたが失敗した。
文政権は、世界が中共とのデカップリングを加速化している中、康京和外務長官(7月27日)と徐薫安保室長(22日)が中共との経済関係の拡大に言及し、事実上「一帯一路」に参加することを表明している。
文政権は武漢ウイルス防疫を口実に、保守右派に恐怖心を与えるための弾圧と工作を強化しているが、すでに文明の流れは反中だ。

 


閉じる