朝鮮大学校の卒業式、今年が最後か

テロ支援組織・朝鮮労働党の後継養成機関
日付: 2020年03月11日 00時00分

東京都小平市に本部を置く朝鮮大学校で8日、第62回卒業式が行われた。朝鮮大学は教育機関ではなく、朝鮮労働党の日本支部である在日本朝鮮人総連合会(朝総連)の後継勢力であり、人材育成機関だ。しかし、金正恩が2月28日に行った党組織指導部長の粛正や武漢肺炎によって、北韓は混迷を極めている。朝鮮大学の卒業式は今年が最後となりそうだ。

4年目に入った朝鮮大学校への糾弾活動
 朝鮮労働党日本支部党(朝総連)の後継勢力、核心人材養成機関である朝鮮大学校の62回卒業式が8日、行われた。朝総連側は今年の卒業生数を公表していない。近隣の住民も卒業生が何人か知らない。生徒数を公表できない「学校」なのだ。昨年61回卒業式のもようを伝えた朝鮮新報のタイトルは「全面的な復興をもたらす神聖な道へ青春を全て捧げよう」だった。何を目指しての、誰のためのことだったのか。
ところで、朝大卒業式は今年が最後かもしれない。現在金氏王朝が武漢肺炎で国境を封鎖、混乱の中で最期を迎えつつあるからだ。
金正恩は2月28日、労働党政治局拡大会議で、朝鮮労働党の最高人材養成基地(金日成高級党学校)を打撃し、高級党学校の党委員会を解体、責任を問うて党組織指導部長の李萬建を公開解任、粛清した。党の最高幹部養成機関が腐敗の温床になったと叱咤した。
当然、労働党は大混乱に陥った。国家の上に君臨する労働党が混乱に陥れば、党組織だけでなく、北韓全体が混乱に陥る。これは直ちに「在日党」にも及ぶ。朝総連を指導する平壌が機能不全に陥ったからだ。
朝鮮大学校は嘘と欺瞞で武装するよう徹底に教えてきた。そもそも大学校、教育機関ではない。洗脳機関だ。金氏王朝の首領たちのための戦士・扇動要員を養成する。首領擁護のため、自由民主体制を憎悪し破壊するよう教えてきた。
それでも日本社会は、この恐ろしい現実を無視し放置している。ただ、日本社会の志のある者たちは、「朝鮮総連本部をさら地にする会」(佐藤悟志代表)などを中心に労働党の在日党(朝総連)や朝鮮大学校の犯罪を告発してきた。彼らは今年も朝大の卒業式に合わせて、朝大の正門前で嘘を糾弾する活動を展開した。この活動は4年目だ。
朝総連と朝大はすでに寿命が尽きた。国際社会は、テロ支援国である金正恩体制へ圧力を加えている。既に大統領選が始まった米国は、民主党候補までが北を「ならず者国家」と規定、対北圧迫の強化を宣言している。米国は西太平洋に軍事力を集中展開している。
首領のため、首領体制のため存在する組織は、首領が消えれば存在理由がなくなる。朝鮮大学校の卒業式は、今年が最後のようだ。


閉じる