【造形】華城・長安門

「レゴ®ブロック」で作った世界遺産展
日付: 2020年03月04日 00時00分

 世界遺産を、玩具・レゴRブロックで作ったチャリティーアート展が2月22日から都内2カ所で開催されている。主催はPIECE OF PEACE実行委員会で日本ユネスコ協会連盟、外務省などが後援。
韓国から登場の世界遺産は、1997年に登録された「華城」(国連ユネスコ登録名は「華城要塞」)だ。華城はソウルから南へ約35キロメートルの水原に、朝鮮王朝の第22代・正祖が築いた城郭都市である。正祖は、世継ぎでありながら政争に巻き込まれ非業の最期を遂げた父・思悼世子の霊を弔うため、風水的に最高の土地とされた水原に父の墓を移した。そして、首都・漢城(現在のソウル)の南側の要塞として、また正祖の理想郷としての新都市構想のため、華城が建設される。
設計を担当した丁若鏞は、滑車やテコの原理を応用した挙重機(クレーン)など当時の建築技術の粋を極め、また清国から西洋の近代的な築城技術を持ち込むなど、東西の技術を融合した。城郭の築造に石材とレンガが併用されている点が特徴だ。1794年の着工から2年という短い工期で完成した華城は、総面積約130ヘクタール。周囲には約6キロメートルの城壁が巡っており、東西南北に、それぞれ蒼龍門、華西門、八達門、長安門の四大門がある。展示の作品は長安門を題材としている。


閉じる