【BOOK】「韓国映画100選」(韓国映像資料院・編/桑畑優香・訳)

日付: 2020年02月19日 00時00分

 『パラサイト~半地下の家族』がアカデミー賞の話題をさらい、韓国映画に世界が注目し始めたいま、タイムリーな一冊といえよう。本書は、韓国映像資料院が開院40周年(2013年)を記念して作成した韓国映画史に、新たに5作品の論評を加えて出版したものだ。100選としつつも、取り上げられている映画は全部で106本。文中にタイトルが登場する作品まで含めると500本を超える映画について触れている。
最初に登場するのは、1934年に作られたサイレント映画『青春の十字路』(アン・ジョンファ監督)で、日本統治下の韓国映画がどのように作られたのかを知ることができる貴重な資料でもあるという。日本で有名になった『シュリ』や『JSA』の前にも、ベネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞した『シバジ』など興味を引く映画が目白押しだ。
紹介された映画のいくつかは、韓国映像資料院のHP(https://www.koreafilm.or.kr)で鑑賞することができる。
クオン刊
定価=3500円(税別)


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