独立宣言の精神に学ぶ 2.8独立宣言101周年記念式

日付: 2020年02月13日 00時00分

 東京都千代田区猿楽町の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで8日、「2・8独立宣言第101周年記念式」が行われ、約150人が参加した。100周年という節目を越え、今年は新たな時代の始まりとして期待されている。記念式の前日には2・8会と在日韓国人留学生連合会による前夜祭も開催された。

独立宣言文を朗読する申大洪在日韓国留学生連合会副会長

 「2・8独立宣言第101周年記念式」が8日、在日本韓国YMCAアジア青少年センターで行われた。
「2・8独立宣言」は1919年2月8日、第1次世界大戦後の世界再編の動きをいち早く察知した朝鮮人留学生らが東京で集会を開き、日本帝国主義からの独立を宣言したものだ。この宣言文は、同年3月1日に本国で起きた「3・1独立運動」の導火線となった。
100周年という大きな節目を越えた今年、われわれは今一度、この独立宣言に学ばなければならない。
韓国内の現状は非常に厳しいと言わざるを得ない。現政権は強力な言論統制を敷き、国会を掌握して公捜処法に代表される違憲法律を量産するなど、自由民主主義の立場からは到底受け入れがたい行為を平然と行っている。端的に言って、自由市民の権利が侵害された状態だ。
宣言文の「(前略)わが民族は生存の権利のために自由な行動をとり、最後の一人に至るまで必ずや自由のために熱血を注ぐであろう」という基本精神は過去のものではなく、いま再び求められていることではないだろうか。
式典では鄭順葉在日本YMCA理事長の開会辞の後、李炳龜大韓民国国家報勲処次長、南官杓駐日韓国特命全権大使による記念辞が述べられた。
最後に鄭昇栄青年会会長が万歳三唱を主唱した。

前日に記念前夜祭―8日の記念式に先立ち

前夜祭で挨拶を述べる金永悦2・8会会長
 「2・8独立宣言第101周年記念式」の開催に先立ち、東京都千代田区猿落町の在日本YMCAアジア青少年センターで7日、2・8会と在日韓国留学生連合会の主催による「2・8独立宣言第101周年記念前夜祭」が開催された。
前夜祭の開会に際して、2・8会の金永悦会長は、「留学生OBを中心に、在日同胞や、日本に就職・留学にきた韓国人、当会の趣旨に賛同する日本人など網羅し協力を図る組織として、韓日間の真の懸け橋の役割を務めたい」と抱負を語った。
続いて南官杓駐日韓国大使・呂健二民団中央本部団長・在日本YMCA理事長らによる祝辞が発表され、第2部の記念公演では韓国舞踊団や、世界的な声楽家による公演などが行われた。


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