新韓金融 19年度純益 韓国トップ

非銀行部門が寄与
日付: 2020年02月13日 00時00分

 新韓・KB・ハナ・ウリィなど、韓国4大金融グループの2019年度純利益が合わせて11兆ウォンを超えた。新韓金融は海外で11・7%の純利益を上げ、グローバル部門の絶対強者であることを再認識させた。最近発表された韓国金融グループ各社の実績を比較・分析した。(ソウル=李民晧)

 金融グループ各社が発表した19年度実績によると、新韓・KB・ハナ・ウリィなどの4大金融グループは昨年、総額11兆278億ウォンの純利益を計上した。10兆4850億ウォンの利益をあげた18年より5・2%増益した形だ。
純利益高トップは新韓金融で、昨年に続き首位をキープした。新韓金融の純利益は3兆4035億ウォンで、前年比7・8%増となった。新韓金融は2年連続で当期純利益3兆ウォン台を達成。注目すべきは、6年連続で増加し続けているという点だ。
2位はKB金融で、3兆3118億ウォンの純利益を計上した。3年連続で3兆ウォンの純利益を達成したことは特筆すべき点といえる。新韓・KBの差は917億ウォンだ。3位と4位には、ハナ金融(2兆4084億ウォン)とウリィ金融(1兆9041億ウォン)がそれぞれ続いた。ハナ金融とウリィ金融は、ともに実績で史上最大の純利益を達成した。
韓国金融グループ各社の好業績は、非利子利益部門が良好だったことが要因とみられる。新韓金融の場合、ライバルのKB金融に比べて銀行部分では劣勢となったものの、非銀行部門でリードし、2年連続1位を成し遂げることができた。
新韓金融の非銀行系列会社2社の総純利益は1兆2112億ウォンで、KB金融の1兆843億ウォンを大きく引き離した。昨年からの連結実績で、生命保険会社のオレンジライフ(旧ING生命)が編入したことも寄与した。オレンジライフは2715億ウォンの当期純利益を上げ、このうち新韓金融の保有持株59・2%(1606億ウォン)が反映された。来年には新韓金融がオレンジライフを100%子会社化することを踏まえると、非銀行系列会社の比重はさらに高まるものと見込まれる。純利益ベースで、新韓金融の銀行依存度が68・4%であるのに対し、KB金融は73・6%に達する。
新韓金融の海外部門の収益、即ちグローバル部門の当期純利益は前年比751億ウォン増(18年度グローバル純益3228億ウォン)となり、GIB事業部門の営業利益は前年比2003億ウォン増(18年4791億ウォン)の6794億ウォンを記録した。
一方、新韓金融理事会は、19年の会計年度におけるグループの普通株式配当を、前年比で1株当たり250ウォン増の1850ウォンで決議した。3月に予定されている定期株主総会で理事会の決議案が承認された場合、普通株の配当性向は25%、時価収益率は約4・1%相当と予想される。
新韓金融の上層部関係者は「今年は”一流新韓”への飛躍に向け、新韓独自の方法でより目に見える成果を生み出す一年となるよう努める」と述べた。


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