黄教安が招いた混乱、歴史的責任

有権者が自由韓国党を不信任
日付: 2020年01月29日 00時00分

 韓半島が、現状変更へ向かう渦の中に急速に陥っている。文在寅政権は金正恩を救うため、米国と決別を辞さない挑発的行動を続けている。文政権はこの3年間、大韓民国が共産主義との戦争で敗北して占領されれば、起き得るような自由民主体制の解体措置を取ってきた。総選挙を前に、自分たちの不法行為を捜査する検察を無慈悲に粛清し、手段方法を選ばず、多数議席を確保する構えだ。だが、この文在寅集団の暴走を阻止せねばならない野党が今、到底理解できない行動をしているため、右派の有権者が野党第1党の自由韓国党を不信任し、独自の政治勢力化に出た。この混乱は、「反文在寅連帯」を叫んできた黄教安自由韓国党代表が招いた。黄代表が委嘱した公認管理委員長の金炯旿や、主思派出身まで入れたためだ。

 昨年からソウル中心部の光化門の李承晩広場を中心に、文在寅打倒運動を主導してきた全光焄牧師と金文洙元京畿道知事が25日、独自の政党結成を宣言した。二人が黄教安の自由韓国党と決別する決定的理由は2つ。

 全光焄牧師などは、改正された選挙法に基づく比例政党を、反文闘争を国民革命の次元に発展させてきた右派有権者を代表する自分たちに譲歩するよう自由韓国党に求めたが、黄教安側はこれを無視した。

 さらに、総選挙の候補者公認を決定する公認管理委員会を、朴槿惠前大統領を弾劾の先頭に立った勢力や主思派出身者で構成、いわゆる「ロウソク革命」に同調し、左翼などと接触、連携した金炯旿を委員長に決めたことに怒りが爆発したのだ。

 公認管理委員長は、自由韓国党と黄教安が当初公言した世論を尊重すれば、圧倒的支持を受けている金文洙元京畿道知事がなって然るべきだ。にもかかわらず、この結果を完全に無視し一方的に日和見主義者の金炯旿を任命した。結論的に文政権の政治工作の成功と言うしかない。

 また、黄教安と自由韓国党への不信任を決定的としたのは、黄教安が22日、反文在寅陣営の「無条件統合」と議員内閣制への改憲に言及したことだ。黄教安は自由右派市民が決して連帯できない、最も嫌いな愈承敏との統合を推進、国家安全保障と法治回復などを無視し、権力を分かち合う内閣制を持ち出したのだ。つまり文在寅打倒より、自分たちの当選ばかりを考える。

 自由市民陣営では愈承敏を金武星と共に保守を裏切り、朴槿惠前大統領を無力化する先頭に立っただけでなく、弾劾の過程で自党の大統領を裏切って左翼に売ったという信義のない者として糾弾している。

 もっとも、政治経験も、党内の基盤が全くない黄教安が自由韓国党の代表となったのは、黄を利用して自由韓国党を掌握しようとする金武星などの策略と言われてきた。だから黄教安代表の参謀の中で自由右派の活動をした者はいない。

 自由韓国党がこうなることは早くから予想された。結局、自由韓国党は現在の党名で選挙をする可能性もない。それで右派陣営では、自由韓国党の裏切りを予想して政党化の準備をしてきたのも事実だ。

 自由韓国党は不正選挙を阻止するための選挙監視の意志すらない現実で、自由市民本部など右派市民と社会正義を望む教授会などの知識人たちが奮闘してきた。しかし結局、黄教安と自由韓国党が正体を露呈したため、急速に政治勢力化を推進する態勢だ。

 自由韓国党は尹錫悦検察総長も助けようとせず、自由民主体制を破壊する悪法を阻止できなかった。文在寅と金正淑夫婦の不法不正事件が発覚しても、選挙戦の材料として利用することもできない。自由韓国党は文政権と一緒に審判を受ける雰囲気だ。

 


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