1~10月の造船受注1位 英社調べ

高付加価値のLNG船好調
日付: 2019年11月20日 00時00分

 英国クラークソン・リサーチは12日、10月の造船・海運市況分析を発表した。
それによると、韓国の10月の造船受注量は、129万CGT(標準貨物船換算トン数)で、前年同月比324%と大幅に増加した。受注額は287%増の26億ドル。10月に限定すると全世界の発注量(150万CGT)の86・0%を受注したことになる。
これにより韓国は1~10月の累積受注額、累積受注量でも中国を抜いてトップとなった。
1~10月の累計基準で、韓国はLNG運搬船35隻のうち32隻、超大型原油運搬船(VLCC)21隻のうち13隻、超大型コンテナ船26隻のうち16隻を受注。
特に力を入れている高付加価値のLNG船受注で好成績を残した。
今年に入り受注額・受注量とも大幅アップしたことから造船業界の業績回復に期待がかかるが、半面、近年の造船価格は下落しており、赤字受注も多いという指摘もある。さらに韓国の人件費の高騰も著しく、受注すればするほど、累積赤字が増えるのではとの懸念の声も上がっている。


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