アシアナ買収に3企業が入札

HDC現代産業が有力
日付: 2019年11月13日 00時00分

 経営不振から売却を決定したアシアナ航空の本入札が7日、締め切られた。
今年に入り、韓国航空業界は、格安航空会社(LCC)の業績悪化に加え、航空業界の長期不況が予測され、アシアナ航空売却にも悪い影響を与えるのではとの懸念もあった。しかし、入札は問題なく行われた。
今回の入札はアシアナ航空を含めてエアソウル、エアプサン、アシアナIDTなど六つの子会社もともに売却するもので、本入札には(1)HDC現代産業開発・未来アセット大宇コンソーシアム(2)愛敬グループ・ストーンブリッジコンソーシアム(3)KCGI・バンカーストリートコンソーシアムの三つの企業グループが参加し、入札提案書が出された。
当初、売却の主体のクムホ産業と売却幹事会社のクレディ・スイスは本入札書類を受けた後、1~2週間の審査を経て11月中に優先売却交渉対象者を選定する計画だった。しかし、入札の結果を受けて、売却日程は計画より早くなるのではという見方がでている。
これは、入札金額に大きな差があったからだ。
HDCコンソーシアムはアシアナ航空買収金額として約2兆5000億ウォンを提示、愛敬グループは2兆ウォンに達しなかった。KCGIコンソーシアムは戦略的投資家を探せず、審査の対象から除外されたことから、HDCコンソーシアムにほぼ決定したと見られている。政府関係者はこの日、「価格の差があまりにも大きかった。買収金額が近い場合は、他の条件を検討することになったが、その必要がなくなった」と話した。
HDCは、新羅免税店、パークハイアットソウルをはじめとするホテル事業を行い、現代産業開発はアイパークをはじめとした建設事業を行っている。
今回の買収が成立すれば、大韓航空とならぶ国内2大大手航空会社(FSC)のアシアナ航空のほか、格安航空会社(LCC)のエアソウルとエアプサンの3社を手に入れることになり、航空業界の勢力図が一気に変わることになる。


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