新韓金融、2020プロジェクト早期達成を宣言

仁川で「新韓グローバル経営研究会」開催
日付: 2019年10月17日 00時00分

国内1位を超え、世界一流の金融グループへ

新韓金融グループ(趙鏞炳会長)は、在日同胞株主らに向け2020スマートプロジェクトの早期達成を宣言した。趙会長は7日、仁川で開かれた「新韓グローバル経営研究会」で「今年上半期の財務指標面で、2020プロジェクトの目標値を達成した。成果に安住することなく、創導(創造+先導)する新韓を創るため努力を重ねていく」と語った。(ソウル=李民晧)

 「『未来を共にする温かい金融』というテーマを通し、企業市民の役割と、持続可能で卓越した成果を創出して株主の価値を高める。また、韓国と日本の懸け橋的役割を果たしてきた新韓が誇る伝統の下、韓日関係改善に向けて微力ながら努力する」
趙会長はこのように締めくくった。 
グループの持続可能な経営戦略の核心として新韓金融が打ち出したのは「新韓文化の継承と発展」だ。1982年7月、在日同胞らが創業時に掲げた新韓銀行のスピリットは「新しく、忠実に、温かく」だった。現在の新韓金融が掲げるグループミッションとも一致する。
 現在、新韓金融の業態別市場占有率は国内最高レベルに達している。今年6月末現在で主力子会社の銀行は、総資産規模378兆ウォンで業界トップに位置している。新韓カードは当期純利益2714億ウォンで市場シェア率も20%を占め、やはり業界1位だ。証券と保険は連結ROEベースと当期純利益ベースで、それぞれ業界2位と4位に浮上している。
2020スマートプロジェクトの戦略推進方針のうちの一つであるグローカリゼーション(グローバル+ローカリゼーション)は、国内で1位を独走する収益源ともいえる。この日、新韓金融側が発表した内容によると、国内4大銀行が海外で計上した収益は新韓が3220億ウォンで、ライバル社であるKB金融(680億ウォン)の約5倍に達した。
ベトナムを例にとると、在日同胞が母国の新韓金融に根付かせた創業スピリットを、現地の新韓ベトナム銀行職員らが受け継いでいる。新韓金融は、それこそが「グローカリゼーションの核心スピリット」だと語る。
注目ポイントは、海外での収益率が国内収益率より高いという点だ。
 収益率は、ベトナムと日本がそれぞれ4・32%と1・74%で、国内の1・62%より高い数値となっている。趙会長が今年上半期に早期達成したと明かした財務指標はROEとROAで、それぞれ10・9と0・82を記録した。2017年には9・2と0・71だったことを踏まえると、指標が短期間でかなり改善されたことを意味する。
新韓金融は2020スマートプロジェクトを成功裏に完結したことに安住せず、それを超える新たなミッションを模索中だ。基本目標は既に決定している。「国内1位を超え、世界一流の金融グループ」として飛躍することだ。
*2020スマートプロジェクト…趙鏞炳会長が打ち出した新韓金融の成長ミッション。(1)調和のとれた成長(2)グローカリゼーション(3)デジタルトランスフォーメーション(4)新韓文化の継承をベースに具体的なアクションプランを打ち立て、2020年までの完結を目標としている。

写真上段:「2020スマートプロジェクト」の早期達成を宣言する新韓金融グループ・趙鏞炳会長
写真中段:新韓金融グループの業態別市場占有率は国内最高レベル


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