【古陶磁】簡潔・清浄を旨とする李朝白磁の美

機能性を持った民具・李朝家具
日付: 2019年10月02日 00時00分

 韓半島が生み出した陶磁器は数多くあるが、今回紹介するのは愛陶家から好まれる李朝中期(17世紀後半)から後期(19世紀前半)の白磁で、青花で嫁菜(キク科の多年草)と蘭を描いた「白磁青花秋草染付花瓶」(高26・4センチメートル×径12・6センチメートル)。これは李王朝の宮廷画員の手によるもので、余白を充分に取りながら細筆で軽妙に描かれているのが特徴という。簡潔、清浄を旨とする李朝の美を代表する作品といえよう。
一方、白磁角瓶が載っている台は、全羅道地方で作られた四角小膳。ちょっとした異空間の演出が楽しめる。
問い合わせ=赤坂游ギャラリー(千代田区永田町・東急プラザ赤坂2階)TEL03・3595・7111

写真左=白磁青花秋草染付花瓶/写真右=白磁角壺と羅洲四角小膳


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