咸朴島を北側に明け渡した文政権

日付: 2019年09月11日 00時00分

 北側が、西海の無人島だった咸朴島にレーダー基地などを建設したことが確認された。咸朴島は停戦協定後、国連軍司令官が一方的に西海NLL(北方限界線)を宣言したとき、国連軍の管轄と明記しなかった無人島だ。しかし、地図ではNLLの南側だ。
韓国は1970年代以来、仁川市の地番を付与して島を管理してきた。韓国の民間メディアが咸朴島問題を提起するや、鄭景斗国防長官は国会の答弁を通じて北側の咸朴島の設備工事が2017年5月から始まったと答弁した。つまり、文在寅政権の発足以降だ。
咸朴島の軍事施設は当然、韓国を脅かす。北側はここから仁川空港などへGPS攪乱攻撃ができる。それでも文政権の国防部は何の措置もとらず、昨年署名した「9・19南北軍事合意」に違反しないと、北側の行動を庇護している。
文政権は9・19軍事合意に基づいて、非武装地帯の前哨基地を縮小し、対北監視態勢も自ら放棄した。北側が無人島だった咸朴島に韓国の首都圏を脅かす軍事施設を建設するのに、文政権は沈黙した。日本とのGSOMIA協定を終了する文政権が、咸朴島を北側に明け渡したのだ。
金正恩と中国に対しては何も言わない文政権が、米国に対しては8月30日、青瓦台のNSC会議を通じて、在韓米軍基地26カ所の早期返還を推進すると発表した。文政権は、北の非核化には全く関心がない。ビーガン米国務省代表は9月6日、ミシガン大学での講演で、米国は必ず北の非核化を達成するとし、交渉期限は1年と明言した。


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