香港が中国共産全体主義から独立のため闘っている今、アジア大陸の東端で自由民主体制を守ってきた韓国が文在寅・主思派政権によって全体主義へと旋回している。
韓国は文在寅という狂人が統治する国となった。職業革命家たちが自由民主体制の弱点を攻略した結果である。
文在寅は、韓米日連帯を離脱し習近平の中国の側に立つ意図を明確にした。文政権は、韓日GSOMIAの回復を要求する米国に対して公然と挑戦している。金正恩の核ミサイル挑発に、そして中国の干渉と挑発には何も言わない文政権が、米国に公に不快を示したのだ。
文政権は、中国が海・空軍を動員して韓国の東海で作戦をする状況には沈黙し、日本を狙った訓練をする。文在寅は「曺国事態」などの苦境から脱出するため官製反日扇動を強化し、ついに金正恩と連合すれば日本に対抗できると言い放った。金正恩は、文政権の韓日GSOMIA破棄を支持した。文在寅は、北京と平壌当局が歓迎する措置を取ったのだ。
文在寅は、釜山で11月に開催されるASEANと韓国の会議に金正恩を招待している。文在寅は、ASEANに金正恩を招待くれるよう要請した。米国が北の非核化など同盟国としての共通の目標を強調するや官製反日から反米に方向を変えた。
文政権は「インド太平洋戦略」に正面から挑戦している。8月30日、韓日関係の復元を促す米国に対し、在韓米軍基地26カ所の早期返還を推進すると発表した。駐韓米軍基地の移転と統合は、両国間の計画で推進してきた事業だ。これを早期返還と発表したのは、同盟に対する悪意だ。
「反米反日自主路線」の先鋒が第2の文正仁と目される青瓦台国家安保室2次長の金鉉宗だ。
文在寅は反米・反日への安全保障路線の根本的な変更を自分の任期中に完了しようとしている。曺国を法務長官に任命しようとするのは、曺国が大韓民国の国体の変更を推進する適任者と思うからだ。
文在寅は韓国を元に戻せない共産体制にするため、自分と運命共同体の曺国を後継者に決めたようだ。「曺国事態」は「民主化勢力」として偽装してきた共産分子の卑劣な正体を露わにした。従北左派の本質だ。
ところが、文在寅も金正恩も実は抑圧体制を維持するための臨界値をすでに超えている。金正恩は習近平の助けにより延命しているだけだ。だが、中国自身が米中戦争で、北韓を助ける余力が消尽している。
文在寅も今回の「曺国事態」で世論の支持を急速に失っている。文在寅は、来年4月の総選挙を合法的赤化の機会として捉えている。
与党である共に民主党は曺国のために、9月2日、国会で記者懇談会を開き、これをTVで中継した。法律で規定した国会聴聞会に代わる「国民聴聞会」と主張し、法を踏み躙っている。民労総傘下の「言論労連」が支配するKBSなどは平壤の媒体のような扇動機構となった。
文在寅とその支持勢力は狡猾だ。日・米の海洋文明を敵対視する彼らは文明破壊勢力だ。この全体主義勢力を抑制、力で制圧できる存在は、米国のトランプ政権だけだ。
金正恩と習近平と組んだ文政権を抑制、制圧することはすでに韓国国民の力だけでは難しくなった。国際的な全体主義の克服は、一国の力だけでは難しいのが歴史の教訓でもある。
親北・親中・反日・反米の文政権が存続する限り、日韓関係は破綻が避けられない。韓国の自由民は韓米同盟と日本との連帯で、南・北・中国の共産全体主義と戦う覚悟をしている。日本に住む在日韓国人たちも決起せよ。香港人たちのように決起せよ。すべての韓国人はあらゆる方法で文政権を粉砕し、北韓を越えてアジア大陸に自由を拡散しよう。