【映画】次代の才能発掘へ 文晟豪監督がグランプリ

日付: 2019年08月01日 00時00分

商業映画制作の願掛け用ミサンガを足に着けていた文監督(右)。願いが叶い、主演の望月歩さん(左)によるミサンガ・カット
 これからの時代に活躍するであろう若き才能を発掘するため、今までとはまったく違う形のオーディションが行われた。動画サービス会社GYAO!と 芸能事務所Amuseが始めたNEW CINEMA PROJECTだ。監督(映画のオリジナル企画)を公募し、出演者や主題歌を担当するミュージシャンもオーディションで決定するというもの。求められる企画は、小説やコミックといった原作をベースとしない完全なオリジナル作品。
約400作品の応募の中から見事グランプリを受賞したのは、文晟豪監督・蛭田直美脚本の『五億円のじんせい』だ。幼い頃、人々の善意による寄付金で命をとりとめた主人公。他人が望むように生きてきた人生に嫌気がさし、自殺しようとするが…。
旅行と旅との違いは何か、など考えさせられる台詞があちこちにちりばめられている。重いテーマだが、見終わった後に残るのは爽快感に近い。
文晟豪監督は広島県出身。高校を卒業後、韓国の弘益大学校視覚デザイン学科で映像を学んだ。日本に戻った後はコマーシャルやイベント映像などの演出を手掛ける傍ら、自主制作の短編映画に取り組んできた。全国公開中。


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