京都国際 惜敗

甲子園出場へ一歩及ばず
日付: 2019年08月01日 00時00分

今回の悔しさを糧に

 第101回全国高校野球選手権京都大会決勝が7月28日、わかさスタジアム京都(西京極球場)で行われ、初の決勝進出を果たした京都国際(小牧憲継監督・36)は、2―3で立命館宇治に競り負け、涙を飲んだ。
打線好調の京都国際は、準決勝では京都共栄学園を8―1と7回コールド勝ちしてきただけに、決勝戦でもその強力打線の爆発が期待された。前評判通り、1回に1点、2回に1点と2点を先制した京都国際は追加点も期待されたが、その後、打線は沈黙し8回まで進んだ。
8回裏に3本の長短打で同点に追いつかれ、9回表の京都国際の攻撃。フォアボールなどを挟み、2死満塁の場面、バッターは好投してきた酒井投手。しかし、期待されたヒットは出ず、セカンドゴロでアウト。
9回裏、2死2塁となり、酒井投手が渾身の力を込めてなげた一球が、3番上田選手に捉えられ、センターオーバーとなり、2塁走者がホームに返ってゲームセット。悔しいサヨナラ負けとなった。あと一歩のところまで迫っていた甲子園の切符は消えてしまった。
朴慶洙京都国際学園校長は、「実力の差だと思う以外にない。投手の酒井がフォアボールを出してプレッシャーになったようだ。京都国際の実力は着実に向上しているので、まずは春のセンバツ出場に向けて準備し、夏にリベンジを果たしたいと思う」と語った。
野球部の生みの親である王清一顧問は、「悔しいの一言だ。あと一歩だったのに残念で仕方がない。今後は秋の大会で優勝し、春のセンバツに出場して、ウリマルの校歌が響き渡ることを期待するのみだ」と述べた。
マルハンの韓昌祐会長は、「3回まで観戦して、他の重要な会議のために中座したが、その時は2点リードしていたので、勝つものと信じていた。それが、負けたと聞いて残念この上ない。いまでも口癖のように京都韓国学校と言ってしまうのだが、現在の学校役員のなかに、北白川から本田山に移転した頃の歴史を知る人がいない。故崔永五氏や私をはじめ多くの人が京都韓国学校を支援したが、生徒が6人という時もあった。そんなことを思い出しながら、私の息子が甲子園に韓という本名で出場した何十年前のことを思い出したが、京都国際に本名の選手がいなかったことが少し寂しい。今後はぜひ甲子園に出て、韓国学校であるという前提のもとで、学校の隆盛に寄与してほしいと願うばかりだ」と期待を込めて語った。


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