大阪金剛学園 新理事長に崔潤氏

「民族教育発展の起爆剤になれたら」
日付: 2019年06月25日 08時43分

金剛学園の崔潤・新理事長(左)と趙栄吉・前理事長(右)

大阪の民族学校・金剛学園の新理事長に崔潤氏(56、韓国・OK培貞奨学財団理事長)が選任された。同学園理事会は23日、崔氏の理事長決定案件を満場一致で可決した。名古屋生まれの在日同胞3世である崔理事長は「金剛学園を通し、民族教育のあるべき姿を模索すべく最善を尽くす」と抱負を語った。前任の趙栄吉理事長と崔理事長は次のように心情を語った。

 趙栄吉理事長

―ご自身にとっての金剛学園とは?

 「金剛で小学校から高校までの12年間を過ごしたことで韓国人のアイデンティティが形成された。それにより、韓国人として堂々と生きている。高校時代の修学旅行で韓国を訪問したことを思い出す。父と共に訪れた故郷、慶尚北道・青島での墓参りや、同年代の友人たちとの遊びは新鮮な経験でした。あまりにも楽しく、日本に帰ってきた後も常々「また韓国に行きたい」と考えていました。その後釜山大学に留学し、医者という職に就きました。」

―新理事長に対してお願いしたいことは。

 「趙栄吉という人間があるのは、金剛と韓国のおかげです。新理事長にお願いしたいことは、金剛の改革です。崔氏は学校を発展させたいとの思いが強く、実行力もあります。崔氏の意志に学校理事らが共感したのだと思います。今後は理事たちや先生、PTA、生徒たちみんなが一つになって力を合わせ、是非立派な民族学校を創り上げてもらいたい。私も力の及ぶ限り協力していきます」

 崔潤理事長

―伝統ある民族学校の理事長に就任した感想は。

 「目標は民族教育をしかるべく行う学校づくりです。責任を持って取り組み、必ず成果を出します。会社経営では、常にそのような姿勢で臨んできました。ただし、学校は様々な方との共同体です。様々なメンバーと滞りなく仕事を進めていきたい。金剛で感じたことは、学校内外の多くの方々が民族教育に活力が生まれることを望んでいました。私に対して期待と不安が入り混じっていることも理解しています。私の責務は、民族教育発展の起爆剤となることです」

―最も改善したい点は?

 「先生、生徒皆が韓国語を自由に操れるような学校を作ること。韓国語は基本であり原則です。文字と言葉を覚えてこそ自身のアイデンティティを確立させることができます。外国で暮らしたとしても韓国人としての矜持を持つこと、それが民族教育だと信じています。大阪韓国学校(大阪コリアンスクール)というのが金剛のアイデンティティだと考えています。生徒たちが通いたくなる学校、誰もが優秀だと認めてもらえる学校に発展させられるよう最善を尽くしていきたい」

韓国語版=http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=86166&thread=01

 


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