各地で新年会 「自由民主主義の平和統一を」

民団中央「金正恩体制の容認は不安」
日付: 2019年01月17日 00時00分

2019年を迎え民団中央本部、各地域本部の新年会が開催された。韓日関係が不安定になるなか、文政権に対する苦言などが呈された。

●民団中央本部

民団中央・東京本部共催の2019年新年会が11日、都内の宴会場で開かれた。全国各地の民団団員や韓日の国会議員など約300人が出席した。
呂健二民団中央団長の挨拶
 民団中央の呉健二団長は、(1)韓日関係を良くしていく努力(2)在日同胞社会を良くしていく努力(3)南北関係を良くしていく努力―の「三つの努力」を民団が一致団結して行っていくことを宣言。南北関係に関しては、「民団の基本姿勢は自由民主主義に立脚した平和統一の希求。北韓の核ミサイル兵器の廃絶は当然の条件」と話し、「同胞社会においても北韓の体制を認めたままの南北統一への機運には大きな不安を覚える」と続けた。
新年会では、そのほか、李洙勲駐日大使が文在寅大統領の新年辞を代読、外務省、両国議員連盟、両国親善協会、日本の各政党などの代表者が祝辞を送った。
日韓議員連盟の額賀福志郎会長が、徴用工問題などの最近の韓日問題に対し苦言を呈したのに対し、韓日議員連盟の姜昌一会長は三権分立を尊重しなければならない、などと話し、韓日の温度差を感じさせる一幕もあった。

●民団神奈川

民団神奈川県地方本部、神奈川韓国商工会議所、横浜幸銀信用組合主催の合同新年会が12日、横浜市内のホテルで開催された。民団神奈川
新年会のもよう
地方本部の李順載団長をはじめとする団員、駐横浜大韓民国総領事館・李明烈総領事、一般社団法人在日韓国商工会議所・金光一名誉会長や国会議員ら各界各層から180人が参加した。
李順載団長は「神奈川県は京畿道との友好姉妹都市締結から29年を迎え、県下七つの市町村も韓国各都市とパートナーシップ関係を結んでいる。地方レベルでは韓日友好を発信する大きな財産となっている。昨年後半は韓日関係に影を落とす事案が相次いだ。何もせず何も動かずという姿勢ではよくなることは決してない、豊かな地域社会の創造を、皆で目指していきたい」と抱負を語った。

●民団千葉

挨拶する金鎭得団長
 民団千葉県本部は12日、千葉県内のホテルで新年会・成人式を開催した。民団千葉本部の金鎭得団長をはじめとする団員、駐日本韓国大使館関係者、在日世界韓人商工会連合、韓国教育院、議員など各界各層から約150人が参加した。
民団千葉の金団長は、「4年前に韓日国交正常化50周年を迎えて、より関係が良好になると思ったが、最近の状況はよくない。1990年に盧泰愚大統領が訪日したときに、雨森芳洲の言葉を例にし、国際交流の基本は、欺かず、争わず、真実をもって交わる、と話した。いまこそこの言葉が大切ではないかと思う」と話した。
なお式典では、新春の舞、舞踏教室などのパフォーマンスや、成人式も同時に行われた。

●民団岩手

民団岩手は11日、岩手県内のホテルで新年交賀会と成人式を開催、62人が参加した。
申百澈民団岩手団長は「昨年は、全団的運動をしている同胞戸別訪問運動の一環として戸別訪問を行った。特に東日本大震災の被災者同胞を激励。次世代育成並びに後継者発掘に力を傾けた。韓日関係が悪化しているが、11月に7年ぶりの日韓親善訪韓団派遣や日韓親善韓国料理講習会を開催して地域交流を行った。新年度も引き続き、同胞の戸別訪問実施と後継者発掘運動、そして日韓親善友好のため草の根交流を着実に行って行く所存だ」と挨拶した。
●民団大阪

民団大阪本部と大阪韓国商工会議所との共催による在大阪韓国人新春年賀交換会が12日、大阪韓国人会館で、600人が集い、開催された。韓国から朱昇鎔国会副議長ら、日本側からも国・府・市会議員ら多数が顔を見せた。
有功民団役員らに大統領表彰(2人)、大使表彰(2人)、総領事表彰(3人)が授与された。
洪致原会長の開会辞、呉龍浩団長、呂健二民団中央団長、呉泰奎駐大阪総領事らの新年辞があった。日本側各政党代表の新年辞もあり、鏡開きが行われた。


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