朝総連衰亡史(93)「9.9節」70周年を迎え、朝総連の一大覚醒を促す

日付: 2018年09月12日 00時00分

 朝総連が9月8日、「9・9節」70周年祝賀行事を開催した。ところが、朝総連は、日本社会に向けてこの70年間を誇る自身があるのか。70年前、在日同胞の大半は朝総連の指導を受けていた。だが今、朝総連(外国人登録上の朝鮮籍)は、民団の6%に過ぎない。すでに日本国内の朝鮮籍者は、韓国に定着した脱北者よりも少ない。日本国内で朝鮮籍者は、遠からず台湾国籍者の半分になる。
朝総連は、過去70年間、過去とばかり戦ってきた。民族教育と後継世代の育成という努力も首領のための戦士を養成しただけだ。朝総連のこのような奴隷体質は結局、組織員の離脱だけをもたらした。
朝総連は一体何を祝うのか。首領の何が偉大なのか。まだ全体主義独裁の精神勝利を信じているのか。偉大な首領3代が統治した結果が、住民が植民地当時と比較どころか、朝鮮王朝のときよりも体格が矮小化したことを認めたくないか。
朝総連だけではなく、どの国、どの時代にも社会主義者の奴隷体質は変わらない。金日成が70年前、スターリンの操り人形として選択されたとき、平壌がモデルにしたのは当然ソ連だった。「憲法」もスターリンが作ってくれたもので、何より「朝鮮民主主義人民共和国」という国名もスターリン大元帥がロシア語で作ったものを朝鮮語に翻訳したものだ。小学校の教科書まで、すべてがモスクワから送られてきたものだったではないか。
朝総連は、日本社会に向けてはいろんな権利を主張してきたが、いざ、平壌に対しては何の権利も主張しなかった。いや、主張できなかったのだ。朝総連は恥ずかしくないのか。朝総連自身は、日本当局や日本社会から多くのことを得たが、いざ北韓同胞の人権向上に寄与したのは何もない。
朝総連の幹部たちは、封建思想、奴隷的思考に浸っている。幹部優位、男性優位だ。本当に卑怯だ。朝鮮大学をはじめ、朝鮮学校はなぜ女子生徒のみがチマチョゴリを着るよう要求するのか。なぜ女子だけが日本社会と区別されるようにチマチョゴリを着るよう強いるのか。男子生徒たちはなぜ韓服を着ないか。女を保護せねばならない男はなぜ卑怯に隠れるのか。
女性同盟は韓服を着るのが当然とされているが、韓服を着るのが、民族意識と主体思想を誇りと示すものなら、なぜ男は韓服を着ないか。男たちは韓服を封建時代の残滓と思うのか。
朝総連は8月30日付の国際統一局名義の民団への非難声明でも、
「(前略)日本で民族性を守り、在日同胞社会の未来を背負っていく新しい世代を育む重要な場である朝鮮学校に対し、民団中央は、高校無償化制度を適用するな、補助金も支給するな、などと日本当局に要求してきた。
今日、日本の良心的な各界の諸団体と広範な人々、南の多くの市民団体が朝鮮学校に対する日本当局の差別と抑圧に反対して起ち上がっているばかりか、国連の人種差別撤廃委員会などの国際社会までもが日本当局に対し批判の声を高めているというのに、なんと嘆かわしいことだろうか。(中略)
また、日本軍性奴隷被害者たちを二重三重に冒涜する不当千万な「従軍慰安婦」に関する「韓日政府間合意」を守れ、釜山の少女像を撤去せよなどと、日本政府を代弁する醜態をさらしているが、これほど情けないことはない。(中略)
われわれは、民団中央が板門店宣言の精神に則り、わが民族と在日同胞社会の和解と団結への道を共に歩むことを心から期待してやまない」とした。
朝総連は彼らが騙して北送させた同胞たちが悲惨な状況を知りながら、彼らを助け救出しようとしなかった。民団は北送初期から決死反対した。民団が正しかった。朝総連は今も唯一指導の独裁体制が、全人民が平等な社会だと信じているか。
首領の写真を大切にせず間違ったら動物にも劣る待遇を受ける政治犯収容所に送られるのを知らないのか。朝総連はそういう場所に、学生たちを修学旅行に送る。そしてそこが幸せな祖国と教える。
朝総連は今も植民地時の強制連行を云々するが、植民地時代に殺された数より、金日成・金正日・金正恩の3代で殺された同族が比較もできない程多い。太平洋戦争を通じて死んだ日本の軍民より、金日成王朝の下で命を奪われた韓半島の住民たちがはるかに多い。自ら「苦難の行軍」と言ったではないか。(つづく)


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