憲法に背き「南北連邦制」へ進む文政権を許すな

日付: 2018年09月05日 00時00分

 文在寅主思派政権が進んではならない道に入った。文政権は、国民と国際社会を騙し、国民を分断・分裂させ、邪悪な野蛮的独裁勢力と連帯を追求してきた。
文政権が国家安保態勢を急速に破壊している。韓米連合訓練はもちろん、韓国軍独自の訓練もすべて中止した。非常時に備えた政府の訓練まで中止。前方地域の防御施設を撤去し、非武装地帯のGPまで撤退させる計画だ。
文在寅は国法を踏み躙っている。彼は法律を無視し、「命令統治」をしている。文在寅は常識と科学を踏みにじる。国民の熱望を無視し、数十年間血の汗で開発した原子力エネルギーを捨て、国土を荒廃させる太陽光発電を強行している。
階級革命という妄想に駆られて、大韓民国の市場経済の生態系を根底から破壊している。生存が脅かされている国民と企業の悲鳴を無視して体制変革へと突進している。
文政権は、国連安保理の決議を無視し対北制裁を無力化し、故意に違反した。文政権は北韓産鉱物を密輸し、国連が禁止した物品を金正恩に提供した。主思派政権は、警察の北韓産石炭密輸事件の捜査を中止させた。大統領が国家の秘密資料を金正恩に直接手渡した。
大学時代から主思派だった青瓦台秘書室長・任鍾晳は、元々北韓を祖国と考えた者だ。数年前まで、韓国メディアから北の著作権料を徴収して平壌へ送ってきた者だ。健全な韓国民が到底受け入れられない者らが韓国の心臓部を占領している。
主思派政権は、開城工団内に南北共同連絡事務所を開こうとする。イスラエル大統領の訪韓打診を拒否し、平壌の金氏王朝70周年行事期間に合わせて特使団を派遣する。主思派は同盟との決別を覚悟して、韓米同盟の敵・中国に屈辱的に接近している。
文政権は、司法を革命の道具としている。大法院判事や憲法裁判官を左翼人物で充て、親北左翼人士を大法院長と憲法裁判所長として指名した。罪刑法定主義と厳格な証拠主義裁判は期待できなくなった。多くの国民が法による公正な裁判ではなく、裁判官の「理念」によって裁かれている。
だが、反逆は露わになる。ドルキング事件で確認されたように、文在寅は卑劣な方法で合法政府を転覆させた。朴槿惠前大統領弾劾と大統領補欠選挙は、卑怯で邪悪な扇動と洗脳の中で行われた。李承晩政府を倒した「4・19義挙」の原因となった「3・15不正選挙」(1960年)と比べられないウソと不正で権力を奪取した。文在寅は民主政治破壊犯だ。
ドルキング事件で文在寅の最側近が関与した証拠が明らかになったが、左翼全体主義集団は真相が明らかになるのを徹底的に妨害している。
文政権が「党・政・青全員会議」を開いた。大統領の秘書や補佐陣が政府と与党と同格で存在することを公式化した。彼らの政策が間違ったことが確認されても、過去には戻れないと言い放ち、自由民主体制に宣戦布告をした。
文政権の暴走を見兼ねて同盟と国連軍司令部が忠告・牽制に出たが、主思派集団は主権侵害と反発している。青瓦台は、金正恩を擁護する存在となった。
南・北韓関係は、正統性を争う関係だ。自由と独裁、文明と野蛮の闘争だ。南・北韓の生き方は連邦制でまとめられず、譲歩と妥協が不可能だ。
主思派政権に警告する。文在寅は、平壌へ行くな。文政権には韓米同盟を破棄する権限がない。主思派政権が野蛮な封建世襲独裁体制の平壌側と連邦制を急げば、全体主義独裁と戦ってきた国民は自由人としての尊厳と生存のために命をかけて戦うしかない。
韓国民は皆もう選択せねばならない。自由民主主義を護る闘争に参加するか、それとも全体主義独裁側に屈従し加担するか。在日韓国人たちも選択せねばならない。


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