川面を覆う緑の藻

堰開放後、水質改善へ
日付: 2018年07月11日 00時00分

 韓国各所の河川に見られるアオコの大量発生は、人々に”緑藻ラテ”と揶揄され、生態系にも悪影響を与えていた。韓国を縦横に走る四大河川(洛東江、錦江、栄山江、漢江)に築かれた堰により水質汚濁が進んだのではないかとの指摘があり、政府は昨年から試験的に堰を開放した。
政府は先月29日、「四大河川堰開放1年の中間結果」を発表。昨年6月、6カ所の堰がまず開放され、その後3回にわたり計10カ所の堰を開放した。
錦江の公州堡、世宗堡は藻類濃度が開放前より約40%減少し、栄山江の昇村堡も4月の全面開放後、37%低下した。
一方、小規模開放の箇所では、目立った変化は見られず、開放規模の大きい堰を中心に生物化学的酸素要求量(BOD)や全リン(リン化合物の総量、湖沼環境基準)などが増加傾向にあった。これらは一般に数値が高いほど水質が悪いとされる。また例年より降水量が多かったため、藻類が減少したのではないかという見方もある。1年間のモニタリングの結果はおおむね良好、生態系としては改善傾向が見られ、クロハゲワシも観察された。


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