民団地方本部 三機関長など改選

大阪は熾烈な一騎打ちに
日付: 2018年03月28日 00時00分

 民団の各地方本部は、定期地方委員会と定期地方大会を開き、三機関長の改選を行った。主要地方本部の改選結果を報告する。

呉龍浩団長
朴道秉議長
金明弘監察委員長
◆大阪

民団大阪本部の第57回定期地方大会が24日に開かれ、任期満了に伴う新三機関長が選出された。団長には、現副団長の李龍権氏と現顧問の呉龍浩氏の2氏が立候補し、熾烈な一騎打ちを展開していたが、呉龍浩候補が225票を獲得し、220票獲得の李龍権候補をわずか5票差で退け、新団長に選出された。
議長には現職の朴道秉氏、監察委員長には現副団長の金明弘氏がそれぞれ単独候補となり、無投票で選出された。
呉龍浩新団長の支持者らは当選を喜び、「ほっとした」など、激戦を制した安ど感を漂わせ、「支部の自主財源確立と活性化事業を期待する」「青少年の民族教育を重視してほしい」などと話し、東大阪フェスティバルを立ち上げた力量を評価し、「多文化共生社会の実現に尽力してくれる。そうなればヘイトスピーチも減少するだろう」と期待感をにじませていた。
なお、選挙人48票(242人投票)と地方委員・代議員401票で総投票数449票となり、無効は3票だった。記号1番の李龍権候補が220票(選挙人23票+地方委員・代議員197票)、呉寵浩候補が225票(選挙人22票+地方委員・代議員203票)を獲得。呉龍浩候補が、鄭鉉権執行部の後継と目されていた李龍権候補にわずか5票差で勝利し、新団長に選出された。
呉龍浩新団長は、「皆さんの期待に応えたい」と述べた。副団長などの新役員選任は、新団長に一任され、副議長、監察委員の選任も同様に新議長、新監察委員長に一任された。(大阪=韓登)
李宣弘新団長
◆静岡

18日、同本部会館で第63回定期地方委員会と第49回定期地方大会を開催。在籍35人中22人が出席した。
2017年度の活動報告と決算報告を経て、18年度の活動方針案と予算案がすべて承認された。
総括では、同本部の創立70周年を記念して「2017静岡県・忠清南道友好訪韓団」に49人を派遣したことを報告した。
役員改選では、新団長に李宜弘氏、議長に尹憲祚氏、監察委員長に白政運氏がそれぞれ就任した。李新団長は「民団主導で県内の同胞社会を大統合していきたい。また、県本部のホームページを開設し、ネットワークを構築したい。生活相談センターの開設も検討している」と抱負を語った。
◆京都
左から許議長、金団長、張監察委員長

24日、本部会館で第68回定期地方委員会と第42回定期地方大会が開かれた。駐大阪韓国総領事館の梁宰国副総領事をはじめ、鄭夢周中央副団長、地方委員らおよそ60人が出席した。
2018年度の活動方針では、民団京都改革委員会の継続、次世代育成と民族教育、ヘイトスピーチの根絶など、全7項目の計画が採択された。
また、伏見支部を直轄にしたことが報告されたほか、地方委員・代議員の定数変更改正案が承認された。
任期満了に伴う役員改選では、新団長に金政弘氏、新議長に許民九氏、新監察委員長に張祥一氏がそれぞれ選出された。
金新団長は、閉鎖した支部の立て直しなど、支部の再生と活性化に取り組むことを強調。「団員サービス、次世代育成、財源確保にも力を入れていく」と語った。
◆西東京
25日、本部会館で第66回定期地方委員会と第49回定期地方大会を開いた。
昨年度の活動報告と決算報告を終え、2018年度の活動方針と予算案を発表した。
今年度の活動方針では、ヘイトスピーチの根絶と地方参政権の獲得に注力することが掲げられ、南北頂上会談の動きを注視していくことも確認した。役員改選では、全實団長、崔玉賛議長、朴秀浩監察委員長がそれぞれ再選された。
全団長は再任あいさつで「本部会館の有効活用を考えていきたい。また、4・5世を積極的に取り込めるような環境をつくっていきたい」と抱負を語った。
◆山口
25日、シーモールパレスで第59回定期地方委員会と第45回定期地方大会を開いた。今年度の活動方針として、中央本部の指針に基づき、各支部における戸別訪問の実施や婦人会との連携を強化していくことを確認した。
役員改選では、新団長に林源玉氏、議長に黄正吉氏、監察委員長に河正明氏が就任した。林団長は就任あいさつで「長く組織に携わってきた身として、民団のために全力を注いでいきたい」と語った。
岡山新三機関長(中央が金団長)
◆岡山

25日、本部会館で第57回定期地方委員会と第46回定期地方大会を開催。委員会は在籍41人中26人、地方大会は在籍84人中44人が出席した。
大会で行われた役員改選では、新団長に金成植氏、議長に辛鐘連氏、監察委員長に姜権錫氏がそれぞれ選出された。
金新団長は就任辞で「創団時の精神に戻り、家庭訪問などを通じて団員との距離を縮めていきたい。また、新規定住者や若者などの新規団員の掘り起こしに注力し、組織の活性化を目指したい」と抱負を語った。


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