李洙勲大使 新年辞 

同胞が韓民族としての誇りを持って日本社会で力強く生きていけるよう
日付: 2018年01月01日 00時00分

 多事多難つづきだった丁酉(ひのととり)の一年が往き、希望に満ちた戊戌(つちのえいぬ)の新年が明けました。同胞のみなさんのご多幸と願いがすべて叶うよう心から祈っております。
昨年本国では、新しい時代を開きたいとの国民の熱望により文在寅政権が発足しました。
過去数年間、韓日関係には多くの困難がありましたが、文在寅政権発足後、韓日両国政府は相互特使を派遣し、2回の首脳会談と9回の電話会談など高位交流を重ね、両国関係を発展させていこうとの共通の礎を作ってきました。
さらに今年は、韓日関係の発展に画期的な転機となった、金大中‐小渕共同宣言から20周年になる意義深い年です。韓日両国は、これを契機に両国関係が一層飛躍するよう相互に努力していかなければならないと思います。
韓日関係の難しさのために、これまで在日同胞のみなさんの生活に大きな影響があったことは承知しております。在日同胞のみなさんが日本国内で地域社会に貢献する一員として堂々と生きていかれることが何よりも重要だと考えています。
これまで私は、さまざまな在日同胞たちに会い多くの意見に耳を傾け、在日同胞社会の発展のため大使館の役割を引き続き模索しております。私と大使館職員は、今後も同胞のみなさんが韓民族としての誇りを持って、日本社会で力強く生きていかれるよう積極的に努力していきます。
一方で、在日同胞社会は世代交代と新定住者、日本国籍取得者、国際結婚の増加などにより構造的変化が進行しています。これから在日同胞社会はさまざまな構成員を受け入れ、民族的アイデンティティを維持しながら、成長・発展していくべきものと考えています。そのために、民団を中心にいくつかの同胞団体が和合の精神で団結し、同胞社会を牽引していくべく積極的に努力してください。
また、今年は平昌冬季オリンピック・パラリンピックが開催されます。韓国初となる冬季オリンピックが成功するよう、在日同胞のみなさんの温かい声援や支持をお願いいたします。
新年を迎えて、在日同胞社会の発展と飛躍を期し、同胞のみなさんすべての健康とご多幸を祈願し新年のあいさつといたします。
2018年1月1日
駐日本大韓民国特命全権大使
李洙勲


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