北韓は28日深夜、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。深夜の弾道ミサイル発射は初めてのことで、奇襲能力の高さを誇示する目的があると見られている。 発射の情報は、時差がある米ワシントンには28日の午前中に伝わる。これまで以上に、米当局や一般国民に発射を印象づける効果も見込める。 北韓は、文大統領が提案した南北軍事会談(21日)に応じておらず、離散家族の再会を念頭に置いた8月1日の南北赤十字会談にも、今のところ参加の見込みはない。