金正恩は「心臓病高危険群」

国情院報告 飲酒で自制失う
日付: 2016年10月26日 17時15分

 北韓の金正恩の健康状態について、韓国の国家情報院が「心臓病のリスクが高い」と見ていることがわかった。国家情報院が19日、国会情報委員会の国政監査で報告した。
国会情報委のセヌリ党幹事を務める李完永議員らがまとめた「国家情報院の動向報告」によると、金正恩は暴飲暴食が原因で「心臓病高危険群」のようだ。金正恩は酒を飲むと自制が効かなくなり、3、4日連続で夜明けまで酒宴を張ることもあるとの報告もあったという。
一時は金正日の後継者として名が挙がっていた金正哲は、弟・正恩の監視を苦にして「精神異常」であると報告されている。平壌市内で酒に酔い、暴力を振るったとの情報もある。
情報が少ないのが、金正恩の妹で労働党宣伝扇動部副部長の与正だ。今年6月以降の公式活動はつかめておらず、国情院は妊娠の可能性なども含めて調査を行っているという。


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