南北離散家族の再会事業が20日から25日まで、金剛山で開かれた。同事業の実施は約3年4カ月ぶり。20日に第1陣の82人が陸路で北韓入りし、6・25戦争で南北生き別れになった親族ら178人と再会した。
24日からは北韓側の家族88人が第2陣として韓国側の家族と再会。北韓は当初、24日から行われる韓米軍事演習に難色を示し、第2陣の再会が予定どおり行われるか憂慮する声もあった。
しかし再会事業は中止されることなく行われた。離散家族は高齢化が進み、時間の問題が迫っているが、次期開催日程は定まっていない。
一方、北韓側が韓半島問題を対話の局面に持ち込み、核配備への時間稼ぎをするのではとの見方もある。