北韓は12日、事実上の弾道ミサイルであるロケットを発射した。ミサイルは予定されたルートを飛行したと見られ、発射は成功したといえる。
発射をめぐっては10日の時点で北韓当局から発射期間の延長が発表され、韓国メディアは11日、同国政府筋の話を引用し、発射台に設置されたミサイルの解体作業が進んでいると報じていた。韓国政府当局の見方が外れた形だ。
今回はこれまで国連などで後ろ盾になってきたロシアが明確に反対の立場を表明、中国も自制を強く求めていた。国連でも追加の制裁を予定しており、国際社会からの非難が高まるのは必至だ。