「安哲秀宣伝広報」は放置し「安哲秀批判」だけを調査するソウル市選管委を憂慮する!

日付: 2012年07月27日 00時10分

国民行動本部
 

 ソウル特別市選挙管理委員会は7月25日、国民行動本部が同日の朝鮮日報(朝刊)に出した意見広告が“第18代大統領選挙の立候補予定者の安哲秀に反対する内容”であり公職選挙法違反疑惑があるため調査すると通知してきた。“新聞広告に支出した費用”も調査すると言った。これに対して国民行動本部の立場を闡明する。
 1.朝鮮日報の社説面下段に掲載された国民行動本部の広告は、“‘韓国政府がムチだけを使って南北関係が悪化した'と言った安哲秀氏の国籍はどこなのか?”が主題だ。副題は、“去る5年間北韓にやられて国民57人の命を失っても我慢ばかりした李明博政府に南北関係悪化の責任を転嫁する人が果たして韓国人なのか?”だ。
 2.国民行動本部は、広告を通じて安哲秀氏の対談集《安哲秀の考え》の中の安保と法治を否定する内容を批判したのであって、“第18代大統領選挙の立候補予定者安哲秀に反対”したのではない。選管委は‘批判'と‘反対'の意味を混同している。批判は是是非非を問うもので、反対は安哲秀の全てを否定するという意味だ。
 3.安哲秀が‘第18代大統領選挙の立候補予定者'という話は選管委の恣意的解釈だ。安哲秀氏は出馬を宣言したことがない。出馬するかどうかを悩んでいると言っているだけだ。選管委が彼を‘立候補予定者'と解釈するなら、なぜSBS放送が去る23日‘ヒルリンキャンプ’番組に彼を出演させて宣伝と広報の機会を提供したことを事前に阻止しなかったのか? 報道によれば、安哲秀氏はその番組などの影響で支持率が急騰したという。
 4.それが事実なら、ソウル市選管委は、安哲秀広報は放置し安哲秀批判を止めて彼を有利にするための目的で国民行動本部を圧迫しているのではないか? それでは、国民行動本部ではなく選管委が捜査対象になるべきだ。
 5.ソウル特別市選挙管理委員会が国民の正当な表現の自由を制約することで特定政治勢力を庇護していると疑わざるを得なくした措置は今回が初めてではない。選管委は、2010年5月26日に安保戦略研究所など6団体が東亜日報、文化日報、朝鮮日報に“天安艦関連事実を歪曲して国民を糊塗した親北左派勢力を強力に糾弾する”という新聞広告を掲載したのを公職選挙法93条、255条違反と看做して警告措置を取った。6団体が出したこの広告には特定政党や候補に対する言及が全くなかった。にも拘らず、ソウル市選管委は‘上のような広告内容は有権者を以って特定政党への評価を低下させ兼ねない内容'と拡大解釈した。
 6.ソウル市選管委は、昨年のいわゆる無償給食関連住民投票の時、‘悪い投票'と言い投票拒否運動を公然と行った民主党や左派勢力を阻止せず、呉世勳当時市場側の投票勧誘行為は阻止した。
 7.国民行動本部が昨年12月5日付の朝鮮日報と文化日報に出した広告を通じて、国会本会議場で催涙弾を投げた民主労働党国会議員を批判すると選管委はこれに対しても警告した。‘特定政党に反対する広告'ということだった。選管委は‘反対'という意味を拡大、歪曲解釈して是是非非を問う‘批判'も禁ずる。
 8.国民行動本部は、ハンナラ党やセヌリ党、李明博政府を苛酷に批判する広告をたくさん出したがこれに対しては選管委から制裁を受けたことがない。われわれは、選管委が反憲法的な行為をはばからない従北左派勢力を偏向的に庇護しているという感じを持っている。国民行動本部は、憲法をあらゆる批判の最大の準拠とする団体だ。憲法機関である選管委が、憲法守護行為を制約することで憲法破壊行為を庇護するなら選管委の構成員の理念性向を疑わざるを得ない。
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▼国民行動本部の広告(7月25日付け朝鮮日報)

 

 

 

 

 

 

 

 ‘韓国政府がムチだけを使って南北関係が悪化した'と言った安哲秀氏の国籍はどこなのか?
 1.安哲秀氏は最近出した‘安哲秀の考え'という本の中でこう主張した:“李明博政府はムチだけを使って南北葛藤が深化しました。李明博政府がムチ中心の強硬策、機械的相互主義を固守しのは...北韓の崩壊を前提とした封鎖政策は韓半島の緊張だけを高め平和を毀損すると考えますよ。”
2008年以後北韓は金剛山観光客の朴・ワンジャ氏を射殺し、臨津江に洪水を起こして避暑客6人を殺し、天安艦爆沈攻撃で46人、延坪島砲撃で4人、総57人を殺した。このようにやられたばかりの大韓民国が強硬策だけを使ったと非難する安哲秀氏は、6.25南侵の時国軍が降参せず抵抗したため南北関係が悪化したと考えているのか?
 2.安氏は天安艦爆沈に対しては‘政府の発表は基本的に信じるが異見を無視する態度が事態を悪化させた'と主張した。似非左派らが操作説を主張し都合が悪くなるや言い掛かりをつけることまで全く同じだ。
 3.彼は、従北政権10年間北に捧げたお金が核開発には使われなかった筈と言った。約100億ドル分の金品が金正日に提供された。その金が軍事力増強に使われなかったらなぜ北韓住民が飢えたのか。年間3億ドル分のとうもろこしだけを輸入しても飢える人が一人もいない筈なのに...
 4.安哲秀氏は、“去る5年間正当な要求、正当な訴え、正当な意思表現がたくさん抑圧されたのではありませんか? ‘法秩序確立'という名分で正当な要求らも不法と規定され、このため市民の怒りが非常に累積していると思うよ”と言った。狂牛病乱動の時、不法示威隊が‘明博山城'という障壁を築き警察と対峙したことに対してはこう言った。
“昔からわが国では人が集まることは大体祭りか良いことだと思われてきました。政府が人が集まることを恐れるのは正統性や正当性に対して自信が足りないためです。”
棒で警察官を殴り(500人以上が負傷)、パトカーを転覆させて(100台以上破壊)、公権力を攻撃した暴力示威隊をこのように露骨に肩入れする者がソウル大学校の教授だ!
 5.彼は、また“居住民を考慮せず開発論理だけで強行して龍山参事のような事件を招いた”と言った。専門暴力屋が住民補償が全部終わった事業を妨害するため建物を占領、大通りに火炎瓶を投げて警察に抵抗、火を放って警察官と抵抗者らが死んだ事件なのに政府を非難する。こういう者を宣伝し美化することに空中波を浪費したSBSを糾弾する。批判精神を失った韓国の記者たちは皆死んだのか?
 6.彼は‘労働部は労働者の権益を代弁せねばならない'と強弁した。では、知識経済部は財閥を代弁すべきなのか? 政府はゲームの公正な進行のために不偏不党な審判の役割をなすべきなのにボールを蹴れと? 似非左翼が入力した通り自販機のように共同体を危うくする言葉を吐き出す安哲秀氏は、今も‘今の世の中に赤がどこにいるの’と考えているのか、それが知りたい。
www.chogabje.com 2012-07-26 10:37


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