本物の従北「戦士たち」が登場したそうだが

日付: 2012年04月16日 03時52分

柳根一
1980年代、90年代、2000年代に「従北」地下運動をやった人々が何の思想転向の闡明なしで今日の制度圏政界に進入したという証言らが最近相次いだ。これをそのまま放置すべきなのか?
 
事実なら彼らをただ漠然とした「進歩」の枠の中に入れて玉石を区分せず受容れるべきでない。「従北」は進歩でも何でもない。彼らは大韓民国憲法に合致し得る「民主的進歩」でなく、反大韓民国的な、全体主義の首領独裁に服務する「戦士たち」、つまり、われわれの中に巣を作っている敵であるだけだ。
 
彼らとその宿主として指目された勢力はこの証言に対して何の反応も解明もない。メディアが取材しようとしても応じない。セヌリ党はこういう問題には関心もない。それではどうすべきか? 大韓民国の愛国運動勢力の執拗な捜索と追跡と包囲や告発が行なわれなければならない。
 
彼らをよく知っている人々が乗り出さねばならない。彼らに関する資料、事実関係、目撃したこと、思想転向の有無、最近の動向などを整理して、名誉毀損として訴えられない方法で「噂」を広めねばならない。噂が広まれば、「このうわさが事実なのか?」と本人やその宿主らにしつこく糾さねばならない。返事がなければ、「なぜ、答えを回避するのか?」、「答えないのは認めるのではないか?」と追及せねばならない。このようにして戦いを挑んで社会的争点にしなければならない。
 
筆者に今日も電話がかかってきた。彼らを至近距離で観察できた人からの電話だった。彼の嘆きはこうした。「(選挙で非左派が)勝ったと? (今まで従北として)名前が知らされた政治家たちは今度登板した人々に比べれば本のメダカ、チンピラ級です」。まさに本物の大物の戦士級が登場したということだった。
 
本物らが登場して、誰かおらんのかと言わんばかりに、「国共合作」の時のように宿主の範囲を広め、内から蚕食し鼻縄を通して引っ張って行けば、そしてそれをセヌリ党や政府がどうしようもないなら、結局「義兵」(*愛国保守勢力)が立ち上がるしかないのではないか?
 

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