金美英(セイジ・コリア代表)
インターネット媒体のプレシアンが3月17日、小説家・蒋正一の文をこういう題名で掲載した。「脱北者を殺す本当の『闇の勢力』を告発する! 脱北、その不便な真実、尹ジョンウンの『古い約束』」http://www.pressian.com/article/article.asp?article_num=50120316123557
ドイツの統一時期に最も自信を以って統一に反対した人々がまさにノーベル文学賞を受賞した「ブリキの太鼓」の作家ギュンター・グラスや「引き裂かれた空」を書いたクリスタ・ヴォルフのような小説家たちだった。ギュンター・グラスは統一後も不満を言い続けた。
脱北者を殺す本当の闇の勢力は、「光と闇」が分別できないあき盲、知識人を気取るが胸はこれ以上燃え上がらない「死んだ知識人」だ。
問題は非常に単純だ。維持が不可能な社会を維持させようと焦る人々...それをヒューマニズムだと包装する人々...偽善者たち。
天安艦が北側の仕業でないと一貫して主張し続け、今も未練を捨てていないプレシアンや、自由統一が道でないのに極右保守主義者らの強引のため統一がなされず、脱北者問題が解決されないと主張する蒋正一類の知識人は、歴史がどのように流れようが貴方方はその場に留まるだろうが、歴史は貴方方を忘れるはずだ。
われわれは奴隷の解放に反対した数多くの人間の名前を全部忘れたが、黒人の心や苦痛を共にしたリンカーン(Abraham Lincoln)とウィリアム・ウィルバーフォース(William Wilberforce)を記憶する。彼らへの感謝のために人類は彼らを長く記憶するだろう。
Cry with us...脱北者と共に歌う歌手たちを見て涙が落ちる。この国はすでにかなり前に「死んだ知識人の社会」に転落した。この国を救う人々は知識人でなく善良な人々だ。善良な人々の力でこの国は変化される筈で、統一はなされるだろう。北韓住民も自由と人権を回復するだろう。善良な人々は、われわれは耐えられない体制の下でそこの人々はトウモロコシでも満足しながら暮らせるし、また生きなければならないとは思わない。
プレシアン!貴方方は脱出口を探しているのか? 闇でなく光の方へ歩け! 蒋正一! ヒューマニストになりたいのか? 今まで沈黙してきたから少し沈黙しろ!
金美英セイジコリア代表(http://club.cyworld.com/sagekoera)