朴槿恵氏が大統領になれなかったら金正日に会ったため?

金日成と金正日に会った韓国要人12人の不運。朴槿恵氏も「金正日に会ってから人が変わって保守層の支持が得られず大統領になれなかった」と言われるかも知れない。
日付: 2012年03月08日 22時58分

趙甲済
金九(殺害)、金奎植(北へ拉致)、李厚洛(粛清)、張世東(投獄)、朴哲彦(投獄)、金宇中(破産、投獄)、鄭夢憲(自殺)、林東源(投獄)、朴智元(投獄)、盧武鉉(自殺)、鄭東泳(落選)、金大中(対北送金事件が発覚)、鄭周永、徐東権、朴槿恵、文鮮明。
上のリストは金日成や金正日と意味のある接触をした人々だ。金日成や金正日に会った後の運命が悪くなった場合が多い。殺害1人、北へ拉致1人、自殺2人、投獄4人、粛清・破産・落選・発覚各1人。
このような運命の転変は偶然だろうか? 悪運の比率があまりにも高いのには理由があるのではないだろうか? こういう推定もできる。
1.金日成と金正日は悪党だ。宗教的には悪霊だ。二人が殺した人命が約700万人だから悪魔級だ。こういう(悪魔的)人間を利用して自分の目標を達成したいという計算を持って彼(悪魔)に会う瞬間、悪霊の影響圏に吸込まれ騙されて利用されるだけだ。(*右写真は金日成と金正日の死屍)
2.彼(金日成・金正日)に会いに平壌に行くこと自体が彼らの舞台に上がって彼らが用意した罠に嵌まるわけだ。悪党が操縦しやすい状況に進んで入れば利用される。金九、金奎植がそういうケースだ。
3.金日成と金正日に会った人々は概して二つの感情を持つ。恐れ-韓国に戻って彼を批判できなくなる。親近感-ひとまず会って人間的に対話を交わした独裁者を批判することは義理上良くないという気持ちに陥る。こういう姿勢が国民にはおかしく映る。金正日と金日成に会うと人間が変わると言われるようになる。
4.李厚洛と朴哲彦の場合のように、対北密使役を務めた後国内で政治的に活用しようとすると嫉妬する人々ができて牽制を受ける。
5.理念武装が足りない民主国家の政治家が全体主義独裁者に会って談判すれば不利になる。これはサラリーマンの社長が財閥のオーナーに会うと気負けするのと似ている。任期のある民主国家の政治家が使えるカードは制限的だが、任期のない独裁者は無尽蔵だ。基本的に不利なゲームだ。
*結論:大韓民国の大統領が平壌に行って金正日やその後継者に会うことは絶対に避けるべきことだ。李明博大統領はそういう誘惑に巻き込まれなかった。1938年ミュネン会談で悪党のヒットラーに騙されてチェコをナチドイツに譲り渡す決定をした独、英、伊、仏の指導者4人は6年以内に全員自殺、殺害、急死(失脚)、没落した。
ヒットラーは自殺、イタリアのムッソリーニは殺害、英国首相のチェンバレンは第2次大戦勃発後失脚した後急死、ダラディエ(フランス首相)はフランスの降参後投獄された。悪魔級の独裁者は妥協の対象でなく除去の対象であるだけだ。
朴槿恵氏も2002年にハンナラ党を離党して平壌に行って金正日に会ってから北韓政権への批判をほとんどしない。憲法に違反するだけでなく北の対南赤化戦略に同調した「6.15宣言」と「10.4宣言」まで尊重すると宣言して、保守層の怒りを買った。朴氏が大統領になれなかったら「金正日に会ってから人が変わって保守層の支持が得られず大統領になれなかった」と言われるかも知れない。
www.chogabje.com 2012-03-08 20:29

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