趙甲済
「(2008年の)狂牛病乱動」精神を継承した民統党と、韓米同盟解体を公約した統進党は、主に反憲法的・反国家的左翼闘士を公認している。金日成崇拝者、スパイ事件連累者、「天安艦爆沈」否定者、「6.25南侵」否定者、従北教授、従北長官出身、腐敗事件の被告人、暴力前科者など、経歴を見るとぞっとする。彼らが国会に入城したら、たとえ少数派でも正常な国会議事を麻痺させて北韓人権法の通過を阻止するだろう。多数派になったら国家保安法を廃止、スパイと対南工作員の天国を作る。安保と法治を破壊する国会になるだろう。
こういう事態を防ぐためには保守政党であるセヌリ党、自由先進党、国民考え党も理念武装が徹底した自由の闘士を公認しなければならない。例えば、田麗玉、朴宣映、羅卿瑗、沈在哲、鄭玉任、金碩基、金宗壎、趙栄煥 のうな人々(*写真は左から)だ。
警察官を焼き殺した者らや共産主義活動家までを民主化活動家と判定して国家予算で補償する「民主化補償法」の改正を試みて国会の中で暴行された田麗玉議員、断食闘争を通じて中国の脱北者北送問題を国際的イッシュとして提起した朴宣映議員、左翼の朴元淳と対決して180万票を得た羅卿瑗前議員、国家保安法を強化する改正案を推進し「6.15宣言」に公開的反対した沈在哲議員、警察庁長に内定されて龍山放火事件を厳正に鎮圧した後退いた金碩基ソウル警察庁長(当時)、韓米FTA交渉を所信ももって主導した「魂のある公務員」の金宗壎元本部長、ツイッターや討論会等を通して保守的理念と価値を根強く説明する鄭玉任議員、アスファルト右派の痛快な戦士である趙栄煥前オーリイン・コリア代表のような人を公認し当選するよう支援してこそ国会が護れるはずだ。李正姫、姜基甲、金先東(催涙弾)、権永吉、柳時敏、韓明淑、朴智元、鄭東泳のような左翼から国会を護り抜ける人物でなければならない。
金碩基前ソウル警察庁長の場合、「龍山防火事態鎮圧」が公認の欠格事由と考える人々がいるだろうし、逆にだから公認すべきだと主張する人々がいるだろう。前者は左翼のごり押しに屈服する論理であり、後者は保守の価値を戦って護ろうとする姿勢だ。
右派の最も重要な公認基準は、保守的価値を護るための闘争能力でなければならない。南北韓の代理戦の性格の今回の総選挙で、平壌の反逆政権の代理である従北勢力と戦って自由と繁栄を護れる人々は理念的武装と道徳的勇気を兼ね備えた人物でなければならないということだ。