朴槿恵が従北と腐敗の剔抉を放棄

正統右派勢力とも決別を宣言。
日付: 2011年12月28日 22時47分

趙甲済
朴槿恵ハンナラ党非常対策委員長が従北や腐敗剔抉という国民的念願を徹底的に無視し、愛国右派の排撃-福祉ポピュリズム指向の非常対策委を構成(*下の写真)することで正統右派勢力と事実上決別を宣言した。有権者の約30%を占める正統右派勢力も対応策を講じざるを得なくなろう。
 
1.ハンナラ党への支持を撤回
2.反朴槿恵・非従北路線の摸索
3.投票日に棄権
-などの現象が起きるだろう。朴槿恵氏は、正統保守票は冷遇してもいい飼い兎と見做し、中道性向の野ウサギを捕りに行く模様だが、問題は野兎が中道的に走らないという点だ。野兎は中央線を走らず左右に走る。李明博-朴槿恵式の中道路線では野兎を絶対に捕らえられず、その間飼い兎は家出してしまう。二匹の兎を全部捕ろうとしたが全部逃す。
 
朴槿恵氏の「非対委」が指揮するハンナラ党が、総選挙で惨敗すると彼女は大統領候補の資格も失う可能性が高い。安保と国益を大切に思う正統保守層を怒らせた人が大統領になるのは難しい構図だ。正統右派勢力を確保した土台の上でプラスアルファを付加えるべきで、正統右派勢力を裏切って家出をして浮気をすれば票が集まるはずがない。従北剔抉および腐敗剔抉放棄を宣言し、票を得るためにはどんなことでもする用意があるという姿勢を示した今日のハンナラ党非対委の人事は、速やかに正さないと自殺ゴールに帰結する可能性が高い。票の計算でも損をする人事だ。
 
www.chogabje.com  2011-12-27 22:15

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