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自由先進党は朴熺太国会議長に金先東民労党議員に対する法的措置を促す内容の公開書簡を送ることにした。金議員は11月22日韓米自由貿易協定(FTA)批准案の処理過程で国会本会議場に催涙弾を爆発させた。
自由先進党の文静林代弁人(*左写真)は11月30日、「現在まで金議員の催涙弾投擲事態に対する如何なる措置もない。朴議長に公開書簡を送って国会次元の措置を取るよう促すことにした」と発表した。
先進党は公開書簡を通じて、「金議員の催涙弾投擲事件は自由民主主義を否認し国会での暴力の実状を表わした暴挙だ。議会主義が確立されてこそわが社会の法治主義も花を咲かせることができる。国会での暴力は18代国会を最後に終息せねばならない」と表明する予定だ。
30日午前国会で開かれた先進党の主要役員会議でも金議員を直接刑事告発しなければならないという主張が相次いだ。
李仁済議員は、「国会の権威が崩れれば議会主義は立つ場所がなくなる。今催涙弾を投げた議員とその所属政党は鼻高々だ。断固として対処しなければならない」と主張した。
また、朴宣映議員は「党事務総長が自由先進党の名で(金議員を)検察に告発して催涙弾暴挙問題に対処していくべきだ」と声を高めた。
先進党は12月5日の最高委員会議で金先東議員を直接告発するかどうかを最終決定する予定だ。