安哲秀の吐き気がする対国民詐欺

「光化門交差点で金日成万歳を叫び、天安艦爆沈は政府のせい」と思うことが原則と常識なのか?
日付: 2011年10月25日 09時31分

金成昱
1.ソウル大教授の安哲秀氏が朴元淳キャンプを訪れた。彼が朴元淳ソウル市長候補を応援するため伝えた手紙を読んでみると吐き気がする。
安氏は、手紙の中で、「今回の市長選挙は、金持ち対庶民、老人対若者、江南対江北の対決でなく、保守対進歩の対立には尚更なってはならないと思う」と言い、「私は今回の選挙だけは理念と政派の壁を越えて誰が対立でなく和合を導けるのか、誰の言葉が真実なのか、また、誰が過去でなく未来を語っているのか」を問う選挙でなければならないと思う」と主張した。
安氏は、「55年前の黒人女性ローザ・パークス事件」の例をあげ、「選挙への参加こそ市民が主人になる道であり、原則が便法や特権に勝つことであり、常識が非常識に勝つことだと思う」と朴候補支持を促した。
2.安氏は、朴元淳候補支持が「理念と政派の壁を越えて対立でなく和合を導くこと」であり、「原則が便法や特権に勝つことであり、常識が非常識に勝つ道」であり、朴候補こそが「真実で、過去でなく未来を語っている」というふうに長広舌をふるった。しかし、朴元淳はどんな人物なのか?
朴候補は、「光化門の交差点で『金日成万歳』を叫ぶのが表現の自由として認められねばならない(2004年9月24日メディア今日とのインタビュー)」と言い国家保安法の撤廃を主張してきながら、2003年8月7日「海外民主人士の名誉回復と帰国保障のための汎国民推進委員会」という団体を動員して「統営の娘」である申淑子・呉恵媛・呉圭媛の入北(北韓入国)を誘導した北韓(金正日)の工作員である宋斗律と金鍾漢などを民主人士と呼んで彼らの帰国を主導した人物だ。
朴候補は、去年の北韓側による天安艦爆沈に対しても「政府がむしろ北韓を刺激してその罪のない将校たちを水葬される結果をもたらしたのではないか」(2011年10月10日寛勲討論会)と46人戦士の責任を金正日政権でなく政府に擦り付けた。
朴候補は、平沢の駐韓米軍基地を米国の「戦争侵略基地・海外侵略基地・戦争基地(2006年9月18日平沢平和宣言)」であり、「米軍犯罪が猖獗(しょうけつ)しているのに、米軍撤収主張が出ない筈がない(2002年11月25日ハンギョレ新聞へのコラム)」など反米感情を煽動するにも先頭に立ってきた。
大韓民国の建国に対しては「解放と同時に当然処断されるべきだった親日反逆者たちがむしろ新しい解放祖国の権力を掌握した(「歴史を正しく立て直してこそ民族が生きる」の序文)と捏造しながら、ベトナム共産化の元凶である胡志明は「国民の精神的な支柱であり心の恋人」(「ホーチミンの話」の推薦辞)云々して絶賛した。
朴候補は、韓国の現代史は「暗殺と虐殺、拷問と処刑、略奪と没収の暗黒時代」(「歴史を正しく立て直してこそ民族が生きる」の序文)と誹謗するが、北韓の人権惨状に対しては「あまりにも閉鎖的な社会なので分からない」と徹底的に沈黙する。
3.国民は「安哲秀」に対してこう疑問を抱かざるをえない。大韓民国を「暗殺と虐殺、拷問と処刑、略奪と没収の暗黒時代」と歪曲することが「対立でなく和合へ導くこと」なのか?
「光化門交差点で金日成万歳を叫び、国家保安法を廃止すること」、「天安艦爆沈は韓国政府が北韓を刺激した結果と見ること」、そして従北勢力である民主労働党と連合し、北韓人権から目を背けることが「理念と政派の壁を越え」、「原則が便法や特権に勝ち」、「常識が非常識に勝つ」ことなのか? 安氏は「金日成万歳」と「天安艦捏造」が本当に常識や原則だと信じているのか? 大企業を罵倒しながら大企業を強請り、「美しい財団」を作って「狂牛病乱動」団体らを支援することが「真実で、過去でなく未来を語ること」と信じているのか?
安氏の書信騒動は、極左性向の脅迫者の道を歩んできた朴元淳候補を常識・原則・真実・未来に変えた対国民詐欺だ。裕福な家庭で育ち韓国の特権層の隊列にのぼった「安哲秀」の偽りと虚飾に吐き気がするだけだ。10・26ソウル市長選挙がこのすべて悪臭のする守旧・左派・偽善の墓になるのかどうかが注目される。
www.chogabje.com 2011-10-24 17:34

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