洪準杓と黄祐呂が率いるハンナラ党の暗澹たる未来

ソウル市の住民投票が呉世勳市長の敗北で終われば、真っ先に洪・黄グループが怒った保守層によって政治的絞首刑にされるだろう。
日付: 2011年08月22日 00時32分

趙甲済
愛国青年たちの合法的集会を従北-左派集団が暴力で妨害した8月20日の夜のソウル市庁広場事件は、大韓民国が置かれている危機状況を端的に表した。民労総、民主労働党、民主党勢力が徒党を組んで、輩レベルになって法治を破壊した事件だ。この従北左派連合勢力は、「狂牛病乱動」、天安艦爆沈庇護、スパイ捜査への誹謗、労使紛糾の助長、北韓人権法反対、金正日世襲に沈黙、福祉ポピュリズムなど共通した様態を見せる。要約すれば大韓民国の法治、安保、経済を破壊する目的の活動だ。その結果が北韓政権には有利で大韓民国国民に不利なことであるのが分からない人々でない。金正日政権に奉仕しようとする心がなければ絶対できない行為を恥じることもなくやれることはそれほど理念武装が徹底しているということだ。
こういう従北-左派の利敵行為に事実上同調してきたのがハンナラ党だった。特に、黄祐呂(*写真の左)院内代表の日和見主義的な福祉ポピュリズムへの迎合と洪準杓(写真の右)代表の左衝右突の行動が従北勢力の総攻勢の前で大韓民国を武装解除させている。福祉および対北政策でそれなりに中心を取ろうとする政府まで責め立てる洪・黄グループだ(下記事参照)。国を滅ぼそうと決心したようだ。ソウル市の住民投票が呉世勳市長の敗北で終われば、真っ先に洪・黄グループが怒った保守層によって政治的絞首刑にされるだろう。洪・黄グループは、保守層を存在しない勢力と看做し従北-左派に阿附してきたが、今回その背信の代価を払うだろう。ソウル市の住民投票は勝敗と関係なくハンナラ党をうず巻きの中に追い込むだろう。この過程で英雄も、敗者も現れるだろうが、国のためには良いことだ。
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*朝鮮日報記事の要約
<ハンナラ党と統一部はこの三日間二度も激突した。ハンナラ党の洪準杓代表が去る17日、今年の秋夕(9月12日)に南北離散家族対面を推進しようと言うと、統一部は「計画がない」と言った。19日にはハンナラ党が民主党要求を受容れて出した新しい北韓人権法案に対して統一部が公開的に反対する立場を表明した。千海成代弁人は、ハンナラ党が作った新しい北韓人権法案に対して「現在国会法制司法委員会に提出された北韓人権法原案がそのまま通過されるべきだというのが(統一部の)公式立場」と反論した。ハンナラ党の新しい北韓人権法案を受容れられないということだ。「人道的支援は政策の領域であって法律で義務化する事項ではないと考える」とも言った。18日には洪準杓代表が統一部に対して「生意気だ」と直撃弾を撃った。その前日、自分が提案した秋夕を迎えての南北離散家族対面に対して統一部が「こちらから北に先に提案する計画はない」と一蹴したことに不快さを表わしたのだ。彼は、「統一部の発表は、主務部署が仕事をする気が無いとしか思えない」とも言った。>
www.chogabje.com 2011-08-21 13:42

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