鋼鉄軍靴
今後総選挙や大統領選挙など各種選挙でハンナラ党に投票してはならない10の理由を整理してみた。
1.ハンナラ党は信義がない。
-愛国右派がハンナラ党に投票してきたのは、彼らが自由民主主義と市場経済、大韓民国のアイデンティティを守るという期待からだった。
だが、今ハンナラ党は自分たちが政綱と政策で約束したそういう価値を裏切り、左派顔負けのポピュリズムに走っている。これは自らの支持勢力への背信だ。こういう信義のない裏切り者をこれ以上支持する理由がない。
2.ハンナラ党は恩恵を忘れた。
-ハンナラ党は盧武鉉政権の時、「車単位の収賄党」と烙印され、盧武鉉弾劾の逆風をさらされ奈落に落ちた。街頭で盧武鉉左派政権と戦い、インターネット上で左派と談論闘争を通じて2007年大統領選挙での勝利の基盤を作ったのは愛国右派であった。
だが、ハンナラ党は総選挙で愛国右派を一人も公認せず、愛国右派の希望を政策に反映もしなかった。彼らは機会ある時ごとに愛国右派を「保守馬鹿」と非難しながら距離をおいてきた。こういう恩を仇で返した政党を再び支持する理由がない。
3.ハンナラ党は腐敗した。
-過去ハンナラ党は「車単位の収賄党」という汚名をかぶって存廃の岐路に立たれた。以後2007年の大統領選挙と2008年の総選挙で起死回生したが、その後もハンナラ党所属の国会議員、地方自治団体長があらゆる不正に連累して退場した人士が数えきれない。釜山貯蓄銀行事態にもハンナラ党政権の人々の名前が取り沙汰されている。
愛国勢力がこういう腐敗勢力と同じに見られて共倒れする理由がない。腐敗政党とは断固として縁を切ることが愛国右派が生きる道だ。
4.ハンナラ党は怠惰だ。
-ハンナラ党は政権を持続的に再創出できるインフラを構築するための努力を全くしない。党を献身的な闘士たちの党にするための努力も無く、保守の価値を代弁できる後継世代を育てる意志もない。その時その時、大衆的人気のある有力者を立てて無賃乗車する工夫ばかりしている。
こういう怠惰な者らと付き合ったらこちらも腐敗してしまう。愛国勢力が腐敗しないためにもハンナラ党のような者らとは付き合ってはならない。
5.ハンナラ党は大多数の国民を代弁できない。
-ハンナラ党議員たちを見よ。「高等考試」出身者や弁護士出身が多過ぎる。外国留学から帰ってきた見栄えばかりの若者、両親のお陰で議員職を受け継いだ退廃的富裕層などが党を牛耳っている。日和見主義者-出世主義者らの集団であるだけだ。大多数国民の情緒と懸離れており、国民の所望を実現できない政党だ。こういう政党を支持する理由がない。
6.ハンナラ党は哲学がない。
-ハンナラ党には理念と哲学がない。国をどの方向に導いて行くというビジョンがない。国の望ましい将来を提示できない政治勢力は存在する理由がない。そういう政党は消滅した方が良い。だから選挙でハンナラ党に投票してはならない。
7.ハンナラ党は多数党にしてあげても無駄だ。
-国民は2008年総選挙でハンナラ党を173席の史上類例のない多数党にしてあげた。だが、ハンナラ党は「北韓人権法」も、「韓米FTA」も通過させられなかった。「民主化補償法」など左派政権が作った悪法も正せなかった。圧倒的多数党にしてあげたのに、まともに働かない政党にまた投票する必要がない。
8.ハンナラ党は臨終直前の政党だ。
-ハンナラ党がこういう問題点らを抱えている理由は簡単だ。一言で老衰したためだ。新韓国党-民自党-民正党、さらに遠くは共和党-自由党にまで遡れるこの国の伝統与党は、60年余りの歳月を経ながら老衰し切った。
その間は「3党合党」、在野-新人の迎え入れなどを通してかろうじて延命してきたが、今やそれも限界に到達した。つい最近の再・補欠選挙(4月27日)公認過程や選挙態勢、選挙敗北後の右往左往ぶりやポピュリズムに走る姿を見れば、昨今のハンナラ党はこれ以上政党として存続する価値のない政党だ。
こういう政党は安楽死させる方が良い。死にかかっている政党に期待をかけて投資する理由がない。
9.ハンナラ党では執権できない。
-理念もなく政策もない政党、次世代の政治勢力を自力で育てることもできない政党、国民が期待しない政党がハンナラ党だ。
その上(来年の大統領選挙に向けて)特定人が一方的に独走しているため、ハンナラ党の大統領選予備選挙への国民的関心を集める可能性も低い。こういう状況のハンナラ党では来年に政権を再び取り難くなる。政権が取れない不姙政党を支持する理由がない。
10.ハンナラ党では国が護れない。
-ハンナラ党には国のために犠牲を払った人、左派政権を相手に戦った人がいない。そういう人を尊敬もしない。逆に負担になると考える。ハンナラ党は「6.15反逆宣言」に対して断固として「ノー(NO)」と言えない政党だ。一言で愛国心がないのだ。
こういうハンナラ党では大韓民国を護れない。愛国者たちが大韓民国を護れない政党を支持する理由がない。