琴霊風
韓国の内戦的状況を終わらせる方法は国民が善と義の良心を取り戻すことだけだ。善と悪を分別し、平和的手段による 北韓同胞の解放と北韓政権解体という憲法の命令を実現することだ。
従北勢力・親北勢力の跋扈を断ち切る道もここにある。歴史の時計もこの道を祝福する。北韓政権が終わりつつあり北韓住民は暴圧体制から離脱している確固たる証拠があふれ出ている。金正日勢力は一発で吹っ飛ぶ筈だ。残された問題は韓国人の決断だ。恐怖を乗越えることだ。
最近伝わってきた北韓動向を一つ紹介する。北韓軍人たちが食べ物を探して山中を彷徨っているという。ここ数年間「人民軍」部隊を訪問した金正日が山菜を採取して副食問題を解決しろと強調した指示に従った措置だ。詳しい内容はこうだ。
<米国の自由アジア放送(RFA)は6月9日、両江道のある消息筋の話を引用し、南韓への『全人民的報復聖戦』を口にしている北の軍人たちが山菜を採るため山中をさ迷っていると報道した。消息筋は、「秋まで軍人1人当り干し山菜10kg、味噌麹用の大豆10kgずつを納めろとの総政治局の指示文が全軍部隊に通達された」としながら、「指示文には自らの副業基地に野菜を栽培して部隊のキムチ問題を解決することに対しても触れている」と言った。
消息筋によれば、このような指示は軍人がトウモロコシご飯と塩汁だけを食べているという護衛総局検閲隊の報告を受けた金正日が人民武力部の高位幹部らを呼んで叱責しながら下された。軍部は副食を用意するための特別措置とし兵士たちに山菜を採ってくるように命令を下し、部隊の味噌麹大豆のための農作業を勧めている。
咸鏡北道の別の消息筋も、「この頃は、国境警備隊の兵士たちまでリュックサックを持って山菜狩りに総動員されている」、「山菜確保状態を把握するため人民武力部後方総局の検閲がくるという噂がある」と話した。
咸鏡北道の消息筋によれば、干しワラビ10kgを用意しろとの課題が与えられた兵士たちもある。干しワラビの採取は外貨稼ぎのため下された命令であると知られた。今まで北韓は軍人たちには特別に外貨稼ぎの課題を賦課しなかったが、今年は一般軍人にも外貨稼ぎの課題を賦課したのだ。
消息筋は、「すでに軍部隊ごとに足りない山菜の確保のために農村出身兵士らに休暇を与えて山菜を持ってくるようにしている」、「軍人たちに味噌麹用の大豆10kgずつ確保しろということは結局軍人たちにどこかで盗んで来いと唆す行為」と言った。>
北韓は終わった。だが、自ずから終わる訳ではない。4800万の南韓人の自由統一を目指す善の決断がアルファとオメガ、歴史の転換をなす楔になる筈だ。