金成昱
今日も青年たちを訪ねた。某大学の学訓団(*予備役将校養成部隊)の安保講演、時間の半分は自由統一のビジョンと希望を語った。100人余りの予備将校は金正日滅亡後迎えることになる統一強国の青写真を私と一緒に想像し歓呼した。
講演を終えて拍手が湧き起こりまた拍手を受けて演壇から下りる時も拍手だった。廊下を通って出る時一人二人そして皆が起きて喝采を送った。光栄を受けたのは私でない。偉大な大韓民国であり60年間の父の世代の血と汗と涙だった。
私は荒い時代、乱世が来るのを知らせるラッパを吹き、彼らは明け方を起こす嚮導のように熱い戦慄を感じた。そう語った。
「アジアン・ハイウェー(Asian-Highway)に沿って釜山から草原のサマルカンドを経てフランスのパリへ行こう。われわれの舞台は狭苦しいソウルでない。モンゴルの草原、シルクロード越えのヨーロッパ大陸だ。お前らは夢を見て望めばそれが掴める。前人未踏の地境を勇敢に進め!」
昨今の政治屋らは時代が読めない。青年たちは北韓政権を解体して北韓同胞を解放する神々しい使命に歓呼し、自由統一後の一流国家のビジョンを夢見ながら渇きを覚えているのに、あの偉い金バッチ(*国会議員)らは統一を語れない。(政治家は)皆が歴史の不感症患者になってしまった。
現政権への期待は捨てた。2012年従北勢力の執権は防がねばならないがそれに恋々としない。イタリアの統一を成し遂げたマッチーにのように、トルコの滅亡を防いだ青年トゥルクマーンのように、新しい世代が立上がってめちゃくちゃになった北韓の金氏王朝を終わらせ、自由統一を成し遂げて一流国家に進む。釜山で、木浦で、光州で、大邱で、大田で... 「救い出そう北韓同胞、もう我慢できない統一しよう」という青年たちの行進が始まる日を呼ぶ。
広野を歩いているが多くの川を渉り砂漠も越えた。乳と蜜が流れる民族の聖地がまさにあそこでわれわれを呼んでいる。越えねばならないものは恐れそのものだ。強く胆大な確信さえあれば歴史の勝利はすでに勝ち取った。