趙甲済
国家保安法に違反し北韓を2度も訪問した民主労働党員が、合同参謀本部の電算センターと行安部の政府統合電算センターなどを出入りして、軍の機密と政府機関や企業の電算資料を盗んだことが確認されたと言論が報道した。民主労働党が関連されたスパイ事件と国家保安法違反事件が一、二度でない。民労党そのものが北韓政権の対南赤化工作に同調する従北政党だから北側がこの党を狙って工作するのはあまりにも当然だ。金正日勢力と従北勢力は親密になるしかない。民主労働党の綱領、政策、活動が北韓政権の対南工作と軌を一つにする。連邦制(赤化)統一支持、社会主義指向、駐韓米軍撤収、国家保安法廃止、国家情報院廃止などの要求を北韓労働党と民主労働党が一緒に主張している。
両方が天安艦爆沈は北韓側の仕業でないと主張するのも自然だ。国会で馬鹿騒ぎを働かせて正常な議会民主主義の作動を妨害するのも自然だ。民主労働党の綱領、政策、形態は完璧に自由民主的基本秩序に違背する。それでは、政府は、民主労働党を「目的や活動が民主的基本秩序に違背する政党」と規定し、国務会議の審議を経て憲法裁判所にその解散を提訴せねばならない。盧武鉉政権の時、国民行動本部は民主労働党の解散請願書を法務部に提出したことがある。もちろん、左派政権下の法務部だったからこの請願を黙殺したが今は事情が異なる。愛国勢力が結集して民主労働党を法的に膺懲する時が来た。民主労働党を無力化させてこそ民主党も気を付けるだろう。民労党が民主党や「全教組」などを左へ引っ張っていく事態を阻止せねばならない。(*左写真は国会で暴力を行使する民労党姜基甲議員)
こういう反憲法的、反国家的政党の活動を許容するのは自由を破壊する自由を許容する自殺的行動だ。