憲法の領土条項を放棄しようとするなら李明博大統領を弾劾しよう!
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有り得ないことが起こった。天安艦爆沈1周忌をむかえ愛国勢力が北に飛ばそうとした対北ビラが、従北勢力と該当「接敵地域」(*休戦線に接している地域)の一部自治体や住民の反対と物理的妨害で送れなかったという。真に痛嘆すべきことだ。大韓民国が恥ずかしく悔しくて昨夜は寝られなかった。
従北勢力らは対北ビラを送れば平壌(金正日)が怒るから送ってはならないと悪態を尽し、西海島嶼や臨津閣、鉄原など一部自治体と住民たちは対北(自由)ビラを飛ばしたら自分たちが所が北傀軍から砲撃されるから絶対駄目だと怯えて頑として愛国勢力の接近を防いだという。
もちろん、「接敵地域」居住民が皆金正日の恫喝に震える臆病者であるはずもなく、接敵地域住民全体が北韓同胞に真実を知らせようとする愛国勢力の努力に反対するはずもない。多分多数は怖気づきもしなかったし、金正日の恫喝に怒り北傀軍が砲撃すれば数百倍で報復しなければならないと思っているかも知れない。(*右写真は天安艦の戦死将兵)
だが、現実は、「接敵地域」住民を代表するとも思われない怯えた一部の住民と、大韓民国より金正日に忠誠を尽す売国奴たちが愛国勢力の対北風船飛ばしを阻止した。そして、政府当局(軍と警察)は傍観者としてこの臆病者らと反逆勢力の肩を持った。李明博政権の警察は、愛国者がスパイを申告しても、反逆勢力らがスパイを逮捕したら南北関係に良くないからスパイを逮捕するなと主張すれば反逆勢力の顔色を窺いながら逮捕しないつもりか?
今大韓民国は歴史上最も良い暮らしをし、最も強い軍隊を持っており、最も強い国と同盟を結んでいる。それでも大韓民国建国以来今のように敵を恐れた時はない。今のように赤や臆病者らが金正日を刺激してはいけないと堂々と主張しながら愛国活動に挑戦したことがない。
今までも、愛国者たちが接敵地域で対北風船を送る時軍人たちが妨害したことが少なくなかったという。戦争は戦闘が始まる前に情報戦と心理戦で敵を制圧するのが最も望ましい。したがって軍が自ら積極的に心理戦をやらねばならないのに、民間の愛国戦士たちの対北風船を止める軍人がいたというなら、こういう者らが大韓民国の軍人であり将校と言えるか? 愛国心を言う前にこのような非常識で卑怯な者らが何故なぜ軍隊を志願したのか? 臆病者らは軍を去れ!
北側が対北ビラを飛ばした地点を砲撃するという恫喝に震えることは、北側がソウルを火の海にするという恫喝にも震え、核惨禍を覚悟しろとの恫喝にも怯え振るえることだ。敵が今目の前に現れてもいないのに恫喝にぶるぶる怯え震えるなら、敵とぶつかった時はどんな行動をとるだろうか? いったいいつまで「平壌の狂犬」の恫喝に震えながら生きるべきか? これ以上このように生きる訳にはいかない。
韓国社会は利己心、恐怖心、敗北主義、奴隷根性に捕らわれている。恐怖心と敗北主義に捕われれば戦いで勝てない。「獅子が率いる羊の群れが、羊が率いる獅子の群れに勝つ」という言葉がある。「勇将の下に弱卒ない」という言葉もある。奴隷には名誉と尊厳がない。
最近、「国防改革307計画」が大統領に報告されて確定したという。私はその概要を新聞報道で見ながら私の目を疑った。将軍たちを15%減縮することに対してはよく分からないが、「韓米連合司令部」も解体される状況で現役と予備役共に兵力を大幅減らしても大丈夫という勇気がいったいどこからくるのだろう? 韓国軍が何の実力があるのか? 独自の情報能力もなく、敵の潜水艦が魚雷攻撃距離まで接近しても識別もできない軍隊が兵力さえ減らせば強くなるのか? 本当に兵力を減らしたいなら、まずに兵力が縮小されても不安がないように直ちに核武装をやれ!
李明博の「国防改革」の中から常識的に到底納得できず赦せない三つを指摘したい。
「西北島嶼防衛司令部」を創設するという。「西海5島」がなぜ「西北島嶼」と言えるのか? 誰があえてこういう名称を大韓民国の政策と公文書に付けたのか? 大韓民国の「西北」なら当然「平安北道」だ。「西北島嶼防衛司令部」という名称は憲法の領土条項に違反し、拒否する反憲法的名称だ。李明博政府が提起した改憲も、憲法第3条(領土条項)も直そうとする意図があると見るしかない。この問題の深刻性は、この反憲法的、反逆的名称に対して国会をはじめ、憲法学者など専門家たちと言論さえ拒否感なしにこの表現を定着させている点だ。大統領が「西北島嶼防衛司令部」の創設を承認し署名したとすれば、憲法違反で弾劾されるべきだ。
二番目は海兵隊を防御部隊として使う戦略発想だ。海兵隊を据え付け部隊として陣地の防御に使うなら何のために陸軍から独立させるのか? 海兵隊は、敵から見えない所で構えていていつでも敵の後方を攻撃できる体制を整えてこそ戦略的価値がある。要塞の中で構える部隊なら上陸訓練は何故やるのか? 要塞化を前提とする「西北島嶼防衛司令部」という名称からは「海兵隊の精神」は殺がれてしまう。ローマ帝国の首都のローマには城壁が無かった。
三番目も用語(名称)に関することだ。人間は考えを言葉で表現するが、言葉は人間の考えを支配する。「307計画」とはいったい何か! 国軍は、憲法第5条2項が規定した通り“国家の安全保障と国土防衛”を使命とする国民の軍隊だ。大統領の裁可日(*3月7日)から取って「国防改革307計画」云々するのはあまりにも幼稚だ。大統領の国防改革哲学と意志を受けての忠誠心から付けた名称かは分からないが、そもそも李明博大統領には国防改革を言う前に国防意識、安保意識があるのかが疑わしいた時が一、二度でない。王朝時代にもあまり見られなかったことであり、全体主義国家や独裁国家でよく見られる様態だ。その代表的な例が平壌の「金家王朝」ではないか?
「国防改革」は、軍の組織を弄る前に、国民の精神姿勢を変えることがもっと大事で急務だ。「主敵」が恫喝すると恐怖心に駆られて怖気づく国民、卑怯な国民、敗北主義に捕われた国民、奴隷根性の国民、敵と味方が区別できない国民を持ってどういう国防が可能だと言うのか? (2011.03.27)
www.freedomfighters.co.kr 2011.03.27 23:50